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中学受験生はクリスマスとお正月をどう過ごす?学年別冬休み作戦!

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

今年度の冬休みも始まりました。各ご家庭で冬休みの計画を立てていることと思われます。【進学くらぶ4年生】の方々は、毎週のお話の中で学習計画を冬休みに入る前に作成する必要があるとお伝えしていますので、既に開始しているところでしょうか?

小学校6年生の中学受験生は、冬休みが終ればすぐに受験本番期間がスタートしてしまうので、既に直前期となっています。冬休みの過ごし方はとても大切な時期になっています。

小学校4・5年生は、小学校6年生の時にどのような動きをするのかということに思いを巡らせてみることがいい時期です。そして、学習面においても、個人の状況によりすべきことをしっかり取り組みましょう。

では、今回は、中学受験生にとって、クリスマスやお正月をどのように過ごした方がいいか、学年別に学習以外の生活面についてお話させて頂きます。

冬休みは各学年にとって、どんな時?

6年生は入試本番直前期

首都圏の中学受験生の多くは埼玉県の1/10解禁日に入試本番がスタートする方が多いのではないのでしょうか。特に、首都圏受験者数最大の栄東中学校も1/10開始ですので、多くの受験生が冬休み終了直後に入試本番を迎えるので、冬休みの過ごし方が、直接入試に影響します。

受験生ご本人は、親御様が思う以上に「受験生」になっているものです。小学校の3年間ほどで、かなり成長したと思いませんか?本当に成長したことを感じるのは小学校6年生から直前期にかけてのことかもしれませんが。受験生本人が受験生なっているので、大人は受験生の親であることを自覚した行動をとる必要があります。

親が合格させてあげたいと思う以上に、中学受験生本人が合格したい気持ちが強いということを分かってあげて下さい。そして、心は不安定になりやすいです。

4・5年生は学年が上がる直前期

4・5年生は、冬休みが終わるとすぐに、小学校よりも早く塾などで、学年が1つ上がります。5年生はいよいよ受験年度に突入ですので、心構えも学習面でも気合を入れ直す必要があります。4年生は5年生になると、学習の進度も早くなりますし、知識も広く深く求められてきます。本格的な学習へと繋がっていきます。

4・5年生は1年間の学習の復習をしつつ、学習面でも心の面でも1つ学年が上がる前の準備を行うチャンスの時期となります。

6年生の冬休みのすべき&オススメの過ごし方

6年生の家族はとにかく不安や焦りという感情が湧いてきてしまうと思いますが、お子様の前ではどんと構えて、お子様の前ではマイナス的な雰囲気は見せないようにしましょう。不安になったり心配したりすることは誰にでもありますので、お子様がいない時に思いっきり吐き出しましょう。

お子様が家で過ごす時は、「極めて普通」を目指すのがいいと思います。普通に食事をし、普通に睡眠をとり、普通に会話をするといった感じです。その普通の陰には、大人の努力が必要で、快適に過ごせる空間作りが必須です。

生活リズムを整える

入試直前には睡眠時間を十分にとることが必要になりますので、冬休みに入る頃にはだんだん寝始める時刻を早めていくことが必要になると思います。というのも、受験当日の起きる時間はとても早い時間になると思います。募集要項で確認して、受験当日の起床時間を計算してみて下さい。

受験当日の起床時間にあわせて生活をすることまでは必要ないのですが、通常の起床時間との差が大きい場合は少し早く起きる調整が必要になります。ただ、急な対応が必要だと焦る必要はなく、元々小学校に通っている際朝型であるはずです。

朝型へ切り替えていく

小学校へ通っている時点で朝型ではあるのですが、中学受験当日の朝一番のテストに対応できる状態に調整していきたいです。中学受験の勉強は夜に行うことも多かったはずですので、冬休みに朝一番に頭をフル回転できるようにしていきましょう。

朝の散歩やマラソン

特殊ではあると思いますが、運動をしていることが普通のお子様にはお勧めの朝型へ切り替えるための方法は、朝の散歩やマラソンです。我が家は娘も息子の時も、朝一番に家族全員で中学受験生のペースに合わせて散歩やマラソンを行いました。もちろん、毎日ではないのですが、朝の早起きが苦手だった息子には特に効果がありました。

散歩やマラソンは屋外で行うので、太陽の光に当たることができ、イヤでも体が起きて、頭も起きてしまうようです。

朝の計算

入試当日の頭を起こすルーティーンにするためにも、冬休みから入試期間中もずっと朝の計算問題を解くことはしていました。問題数は関係ないので、少しでも大丈夫です。要は頭が計算できるように動き始めるのを確認するための手段であって、目的ではないのです。

クリスマスとお正月は食事時間内に盛大に行う

親の手間を考えたり、受験生に特別な時間を過ごさせてあげようと外食を考えることもあるかもしれませんが、基本的には外食は避けた方がいいと思います。家族の形態によってり、外食が慣れていたり、外食がいいと判断できる場合はその限りではないのですが。

外食をしている時間、その場所にいる事を本人が後悔するきっかけが発生するかもしれませんが、その場ではどうすることもできません。また、外食からの帰り道で後悔することがあれば、せっかくの外食の時間もマイナスへ働いてしまします。家とは異なり、家族以外の人がいるので、きっかけがある可能性は高くなります。自分より長く勉強する人の存在に気付いただけでも、受験生は何かしら考えることがあります。

外食などの特別な時間を過ごさせてあげるのは、受験が終了した後にとっておき、クリスマスやお正月は通常の食事時間の中で、いつもとは異なる行事色満載の盛大なお料理での家族団らんを過ごすといいのではないでしょうか。

初詣は中学受験前なので合格祈願もかねて

我が家は、初詣は受験イヤーもしました。少しの時間を費やせばできる程度の初詣であれば、中学受験合格祈願もかねて、できるならば行きたいところです。

地元の毎年初詣する神社であれば、空いている時間を見つけて、短時間でパッと初詣に行けるかもしれません。

また、志望校近くの神社や湯島天神が、通塾の際少し時間を費やせば行けるのであれば、合格祈願もできて、入試の安心材料になるならば価値があります。

とにかく気分よく過ごさせる

受験生本人は塾で精一杯頑張っています。家では気持ちよく過ごせるように快適な空間を作ることが、親ができる一番大切なことだと思います。

健康管理

受験生本人だけでなく、家族全員が健康であることが必要です。短期間のようで、実は冬休みが始まってから中学受験が終るまで1ケ月以上あります。その期間、寒い中、ずっと家族全員が健康でい続けることは並大抵のことではないです。が、この期間だけは、睡眠・栄養もしっかりとって、頑張って健康でいられるよう努めて下さい。

4・5年生はクリスマス・お正月をしっかり過ごす

中学受験期間中でも年中行事はしっかり家族で過ごすことは大切です。6年生はどうしても通常通りの行事は行えません。4・5年生の時には家族で一緒の楽しい時間を過ごして、家族で過ごす安心感を身につけて欲しいです。4・5年生での家族の関係は、6年生の時の信頼や安らぎに繋がるはずです。

6年生の動きを親はよく観察してシミュレーションをする

6年生の時に冬休みにどんな感じになるのか知らずに突入してしまうとあたふたしたまま過ぎてしまいます。できれば、6年生になる前に、どんな感じで入試に突入するのか考えてみて下さい。1月10日の栄東中学校の入試については毎年ニュースで報道されています。ご確認下さい。

学年が上がる前の学習習慣

学年が1つ上がる時には、今求められている学習習慣よりももう少し高度なものが求められます。学習計画を立てた時にやるべきことを着実にできているか確認して、今後のモチベーションを上げていきましょう。

冬休みの宿題で書初めがあるならばオススメのこと

志望校を半紙に筆書きしましょう。「必勝〇〇中学校」でもいいですし、「○○中学校 合格」でもいいですし、その書初めを机の前に貼ることをお勧めいたします。我が家では、中学校の正門で撮影した写真と共に机の前に受験終了まで貼ってありました。

クリスマスもお正月も楽しむ

6年生の時に、その食事をする際心休まる時間にするためにも、過去の楽しい時間があってこそです。4・5年生では家族と一緒にしっかりと楽しい時間を過ごして下さい。やるべきことは学習計画に則って粛々とこなしましょう。

まとめ

方法は異なっても、中学受験生もクリスマスとお正月は大切にしましょう。お子様にとっては大切な家族と共に過ごす年間行事です。

6年生は、受験生として育ったお子様を尊重して、お子様が不安になる要素は避け、勉強する時間を邪魔しないように、家での食事時間内でクリスマスとお正月を盛大に味わえるように努めましょう。親以上にお子様の方が思いが強いものです。安心できる快適な空間を作ってあげて下さい。

4・5年生は、忙しい年末年始ですが、6年生の動きがよく分かる受験直前期ですので、思いを巡らせ、シミュレーションをしてみて下さい。そして、6年生の時に頑張れるよう、クリスマスとお正月はしっかりと行事を行い、家族で一緒に楽しんで下さい。また、学習面でも、学年が1つ上がる直前の大切な時期でもありますので、個人の状況に応じた学習計画をたててみて下さい。


以上、
最後までお読みくださりありがとうございました。

【中学受験】入試当日の軽食・おやつのオススメと選び方のポイント

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

今回は入試当日に持参する軽食やおやつについてお話させて頂きます。

募集要項に目を通すと入試当日の持ち物や注意事項が記載されている中に、「飲み物」や「軽食」や「昼食」等、飲食物について言及されています。4・5年生であれば、募集要項を見ることで受験年のシミュレーションを早くすることができます。志望順位が高い学校においては募集要項等の確認も1年以上前に確認しておくことをお勧めいたします。直近ではコロナ禍影響により例年と異なる対応がなされ、今後の変更もありますので、受験年には再度の確認が必要になります。

6年生においては、募集要項を目にして初めて学校により対応が異なることが多いことに驚くかもしれません。ただ、模試を受験できているならば、どの学校でも対応できる状態ではあると思いますので、焦ることは必要ないと思います。

飲食物については学校により対応が分かれるところではありますが、持ち物として必須ではなく、持参していい場合でも、任意で個人の選択に任されている状態です。

けれども、持参が認められているもので、受験生にとってメリットがあったり、実力を発揮することの助けになるものがあるならば、それは絶対に活かした方がいいのです。どんなものでも味方にしてしましましょう。

中学校により異なる軽食・おやつの扱かいへの対応

個人的な感覚としては、埼玉県・千葉県の学校では軽食やおやつが認められている学校が多くみられますが、都内の学校は軽食やおやつの持参が認められていないことが多いようです。

埼玉県・千葉県を第1志望校とする方は軽食とおやつを味方にすべきものであることは間違いありません。

東京都内等で軽食やおやつが認められていない場合は、実際に中学校に通う際、教室でおやつを食べることはないので、当たり前の対応と納得しましょう。

それでも、受験当日の朝、戦いの場に出向くための別れ際やその前に補給すべきものや、持参する飲料等により工夫ができます。

中学校の飲食物の対応例【2024年募集要項より】

【埼玉県】
栄東中学校
「休み時間中軽食をとることが可能」

浦和暁の星中学校
「受験生は、休み時間に水分補給や軽食程度(チョコレートやおむすびなど)であれば、とることができます。」

【千葉県】
市川学園中学校
「飲み物はペットボトル・水筒入りのもの、食べ物は短時間で食べられる軽食(おにぎりも可)」

渋谷学園幕張中学校
試験日程的に昼食の持参が必須

東邦大東邦中学校
「飲み物は休み時間に飲んでもかまいません。食べ物も簡単なものならさしつかえありません。」

【東京都】
おやつや軽食の持参を許可されている学校は確認できていません。
志望校の募集要項にてご確認下さい。

入試当日の軽食&おやつの選ぶポイント

はっきり言って、軽食やおやつについては各ご家庭で考え方も嗜好も異なるため、親子で納得できるものであることが最高です。ただ、今から入試本番へ向けて最高のものを!と考えるならば、以下ご参考にして下さい。

汚れない、溶けない、割れない、かさばらない

受験当日はウェットティッシュは持参しておいた方がいいと思いますが、基本的には手を洗わなくても食べられ、食べた後も手を洗う必要がない軽食・おやつが適しています。

持参する際に注意が必要になったり、手間がかかるものは避けたいです。

ゴミがほとんど出ない

ゴミ袋としてビニール袋を1枚持参して、食べた後の袋や包装部分を捨てるようにしたいものです。その際、ビニール袋1枚に簡単に全て入るくらいで、ほとんどゴミが出ない方がお子様が面倒くさくないです。

簡単に食べられ、食べ終わるまでに時間がかからない

食べようとしてから、時間も手間もかからず食べられることが求められます。軽食を食べて、飲み物を飲み、トイレに行き、次のテストの準備をするといったことを、休憩時間の限られた短い時間にこなさないといけないため、軽食・おやつを食べるための準備には時間をかけていられません。

そして、食べるために時間がかかる食べ物は避けたいです。例えば、大きな飴となると、口に入れてから休憩時間中に食べ終わらないこともあり、受験生本人が少なからず焦ります。ですので、口に入れれば、基本的にはすぐ食べ終わるものがいいです。また、おにぎりのように少しずつかじりながら食べるタイプのものでも、途中でやめて包み直してとっておけたりするものは向いています。

匂いがない

自分というよりは周りの人への配慮という観点で必要なことです。ひいては、周囲からの苦情にさらされないという、自分のためです。匂いが残ってしまえば、テストの時間に周囲も自分もいい気分はしないはずです。

本人が好き

本人の気分が上がるものが1番です。もちろん、初めてのものを持参することは避けましょう。事前に食べていて、本人が好きというのが必要です。そして、歯磨きできなくても大丈夫なものでなければ、避けた方がいいでしょう。水筒の中身がお茶ならば、食べた後にお茶を飲むことで口中は少しはすっきりすると思います。

脳にいい

欲をいうならば、本人のモチベーションに加えて、脳にいいと言われるものが尚いい!これは、脳の唯一のエネルギー源と言われている「ブドウ糖」が1番ですね。

入試当日に持参するオススメの軽食&おやつ

ようかん

羊羹は我が家が好きということもありますが、栄養源としても簡便性としてもお勧めです。

下記で紹介する商品は、我が家の必須アイテムです。普段の時でも美味しい羊羹です。羊羹に抵抗を感じないならば、持ち運んで手軽に食べられ、入試当日の持参に最適です。手が汚れていても問題なく食べられます。下の方を押すだけで、先の方からツルっと中身がきれいに出てきて食べられる優秀な商品です。我が家では、中学入試後の今でも購入している商品になります。

おにぎり

親としても愛情を込められますし、お子様も愛情を受け取れるので、お子様が
好みでない場合を除いてはお勧めします。自然と平常心に戻れるはずです。

私は、おにぎりを包むラップに短いメッセージを書いておきました。「サランラップ」専用のペンがあったので、「サランラップ」と共に、事前に用意しておりました。

ラムネ

「ラムネ」は中学受験生にとって今や必須アイテムです。ラムネは脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖をとるのに適していて、集中力や注意力が高まる期待ができるようです。

教室内に持ち込める場合には休み時間ごとに1つずつでも食べて欲しいですし、本人もそれで頑張れるという暗示にかかって欲しいです。

そして、軽食・おやつが認められていない学校であれば、校舎に入る前に2・3粒、口にしてから行きたいところです。

「ラムネ」は持ち忘れないように、子供も持参しながら、私自身も持参しておきました。会場へ向かう途中で食べたくなるかもしれない「おやつ」は、子供が持参する分とは別に、私が小袋を用意してカバンに常備しておきました。縁起も担ぎたいところなので、忘れることはできないからです。

温かい飲み物

入試本番直前になってから本番まで、塾や冬期講習やテスト形式の講習に行く際に、自動販売機で「温かい飲み物」を買い続けました。温かい飲み物を手にした時に、指を温める効果もありますが、心をホッとさせる効果を期待していました。その効果のためには入試当日だけでは難しいと考えていたので、直前期からずっと続け、少しお金はかかりましたが、効果はありました。自動販売機で選んで買う行為自体が、珍しく嬉しかったのと、寒い中の温かい飲み物は心までも温めます。

ゼリー飲料

手軽に食べられて、栄養も取れますし、汚れることもなければ、途中でキャップもできるのでとっておける便利さもあります。

いろいろな味もありますので、受験生の本人が慣れていて、抵抗がない場合は「おにぎり」とならぶ軽食になりえます。

以下は、我が家のお気に入りのゼリー飲料です。似ていますが、カロリーは全く異なります。おにぎり並みのカロリーを取りたいならば、「りんご味」の方がお勧めです。カロリーが必要ないならば、「アミノ酸&クエン酸」の「れもん味」が抵抗がないならばお勧めです。

まとめ

中学入試の募集要項を確認すると、軽食やおやつが認められている中学校があります。埼玉県や千葉県での、受験生が多い中学校での入試で、休み時間に軽食やおやつを食べられる傾向が、個人的な感覚ではあります。東京都内では校舎内での軽食やおやつを認められている中学校はあまり多くないと思います。

入試当日の休み時間に軽食やおやつが認められている場合は、脳への唯一のエネルギー源となるブドウ糖をとるために「ラムネ」は必ず準備し、併せて、お子様の緊張を和らげたり、気分が上がる軽食・おやつをポイントを確認しながら選びましょう。

温かい飲み物も用意すると、安心できるきっかけになりますのでご活用下さい。

軽食・おやつは必ず必要なものではありませんが、合格への手助けになることは多いはずです。我が家もいろいろな場面で活用させて頂きました。食べなくても、持っているだけでも、心の助けになることもあります。利用できるものは全部利用しましょう。


以上、
最後までお読みくださりありがとうございました。

【進学くらぶ4年生】「下第16回週」の勉強の進め方と必要なこと

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

年内最後の組分けテスト、お疲れさまでした。

第8回公開組分けテストはいかがでしたか?年内最後ということもあり、気を引き締めて臨まれた方が多かったのではないでしょうか。そして、多くの方が2学期のイベントなども落ち着いてきて、勉強に集中することができている中で頑張っていたと思われますので、期待以上に結果を出すことは難しいテストではあったと思われます。

その中で、満足できる成績が取れているのならば、勉強方法に間違いはないはずですので、その調子で進めて下さい。

もしも、満足できる成績でなかったとしても、幸いなことに冬休みがあります!挽回できます!!ぜひ、活かしていきましょう。

第8回公開組分けの範囲の内容は、特に算数や理科は重要な単元が続いておりましたので、教科単位で成績が良かった場合も少し自信をもっていいと思います。実際は、これからまだまだ重要な単元が続いていきますので、気は抜けないのですが。5年生直前という今は、そのような重要な単元が始まりつつある時なのです。ですので、復習もしっかりしておくことをお勧めいたします。

では、下第16回週の勉強の進め方と必要なことについてお話させて頂きます。

進学くらぶ【4年下第16回】

【記入日:2023年12月18日】

算数:角すいと円すい
国語:詩 詩とは何か 接続関係⑤<説明> 外来語
理科:冬の生物
社会:よい作物、多くの作物をつくるには? ~日本の農業(5)

「第16回週テスト」のための勉強

chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

複合問題になりつつある算数「角すいと円すい」

第8回公開組分けテスト範囲にて「角柱と円柱」の単元がありましたが、その違いを理解して、側面積や体積を難なく求められるようにしたいものです。平面図形としての円の問題の理解も前提となる単元ですので、知識が不足している場合は該当の単元に戻って学習してみて下さい。

理科の四季の生物シリーズ最後の「冬の生物」

今まで、理科の生物シリーズの単元は春夏秋まで学習してきました。今回の「冬」で一応完結です。今回の週テスト対策としては「冬」をしっかり学習することだけが求められますが、4年生終了時には、春夏秋冬の四季を比較して生物について知識が整理されていることが望まれています。

まずは、今週は「冬の生物」についてのみ徹底的に学習しておき、冬休みにもし時間が許すのであれば、春夏秋冬の生物について見返してバラバラな知識を整理してみるいいチャンスです。

国語は詩の問題に触れる貴重な回

入試本番で「詩」が出題されることは少ないのですが、全く出題されない訳でもないようです。「詩」の問題を解く機会も少ないので、「詩」に触れられる貴重な回とも言えます。

第8回公開組分けテストの4教科の復習

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冬休みの予定の確認をして学習計画をたてましょう

既に冬休みの学習計画を立て始めている方も多いとは思いますが、まだの方は今週中に完成させる必要があります。

冬休みは、行事も多く、忙しいところに、日数も少なく、何も考えていなくても、あっという間に過ぎてしまいます。そのため、学習計画を事前に立てておくことは有効なのです。

そして、冬休みは、6年生が入試直前であり、中学受験情報もたくさん入ってくる中で、5年生になる前の最大のチャンス時期なのです。

なりたい自分になるためのチャンスは何度か訪れるとは思います。受験勉強について言えば、後ろ倒しにするほど、必要な労力は次第に大きくなってしまいますし、厳しくなってきます。

「習い事と両立しているから、こんなものか」と妥協するのは簡単です。でも、今まで週テスト・組分けテストを受験できる程度には頑張ってこられたのならば、諦めずに踏ん張ることをお勧めしたいです。両立を決めた時、厳しくなることは覚悟の上だったはずです。受験勉強にどの時点で重点を置いた学習をするかは成績や状況にもよると思いますが、その時からが本当の勝負のはずです。今は中学受験生1本でやっている人に劣るのは当たり前と思いながらもくらいついていかなくてはいけない時期です。そして、冬休み、5年生になる前の復習が今後にかなり効いてきますので、精一杯取り組んでみて下さい。

順調にできている人はその調子で進めていけば大丈夫です。

4年生の学習が満足できる成果が出ていなかったと思われる方は、5年生になる直前の冬休みを活用して、4年生の復習をするべきです。合格することを前提にお話をすれば、今やらなければ、その何倍もの努力が合格の前に必要になります。

志望校があり、その合格を願うのならば、あと約2年だけ精一杯努力してみるべきです。志望校の合格を考えているならば、いつかはしなくてはいけないことを先延ばししていいことはありません。中学受験の勉強において、今考えられることは、いつかやるのではなく、今やらねばならないのです。合格するためには逃げられないことなのです。

ぜひ、4年生の冬休みはやりたいことも含め計画を立てて、有意義に過ごして欲しいです。冬休みについてお話させて頂いた過去の記事です。ご参考にしていただければ幸いです。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

冬休みの予定を確認する

冬休みがいつから始まるかによりますが、クリスマスやお正月等、短い期間に大きなイベントが2つもあります。それに伴う予定は1つや2つではないはずです。ぜひ、約2週間の冬休みのカレンダー式スケジュール一覧を作成してみて下さい。休憩時間やテレビ視聴、遊び、初詣、親戚への挨拶等多々ある用事を思い出しながら、予定一覧を埋めて下さい。

勉強したいことを確認する

冬休みは限られた時間のため、勉強したいことが全てできることはないはずです。本当に勉強しなくてはいけないことに絞って学習計画を立てましょう。
勉強しなければいけないことは個人により異なるところではありますが、確認しなければいけない優先順位の1番は算数です。算数ができている!という状態でない場合は、算数を重点的に学習することが5年生に向けて有効です。5年生になる前に学習しておきたいことなどは、また今度お話させて頂きます。

そして、4年生の今の段階であれば、全教科ある程度の状態を保っているならば、1番好きな教科を重点的に学習し、絶対的な得意教科にしてしまうことも今後の戦略としてはありです。絶対的な得意教科とは、誰にも負けないくらい得点してしまうという状態にまでするということになりますので、求められるレベルとしては高くはなりますし、他の教科で劣るものがない状態でないと挑めない方法ではあります。

勉強できる時間の確認と内容の調整

予定一覧を確認し、毎日確保できそうな学習時間の合計を確認します。勉強したいことをするための時間の合計と比較し、時間が足りない場合は、調整が必要です。

学習量を減らすだけでなく、朝学習や睡眠前の少しの暗記等、隙間時間の活用も加味すると学習時間は積み上がりますのでお試し下さい。

ご参考

先週から1週間での新着記事

先週の「下第15回週」の記事以降に掲載させて頂いたものです。ご参考にして頂けましたら幸いです。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

まとめ

進学くらぶ4年生の下第16回週の勉強と必要なこについてお話させて頂きました。

第8回公開組分けテストの復習をしっかりしつつ、冬休み直前で慌ただしい時期ではありますが、意外に大事な単元である第16回週を取組み忘れないようにしていきたいものです。

冬休みの学習計画は5年生になる直前ですので、4年生の復習を徹底的にすることで、5年生での知識の積み上げもできますし、ステップアップも可能になります。前向きな姿勢で、4年生の復習に取組めるよう優先順位を設定しながら学習計画を設定していきましょう。


以上、
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

【中学受験】入試当日までに用意すべき鉛筆のオススメ&当日の注意事項(鉛筆編)

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

小学校で使用している筆記用具は鉛筆がほとんどだとは思いますが、中学受験生にとってはシャーペンが必須アイテムとなっています。シャーペンは中学受験勉強期に、できるだけ早い段階で自分に合うものを探して慣らしておく必要があります。シャーペンの選ぶポイントやオススメについては過去の記事でお話させて頂きましたので、ご参考にして下さい。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

鉛筆を卒業しつつある中学受験生にとって、「今更、鉛筆?」と思われるかもしれませんが、受験当日には鉛筆を持参しておくことをお勧めいたします。そして、鉛筆を持参するからには、使う前提でしっかりと選んだものを受験当日のお供にして頂きたいと思います。

我が家の2人の子供もシャーペン派でしたが、受験当日の机の上には鉛筆も置かれていました。筆記用具を選ぶ時にはついつい足を運んでしまう、文房具専門のお店である銀座の「伊東屋」さんで、気になった鉛筆を1本ずつ購入してきました。本人が小学校で実際に使ってみて、納得した鉛筆を入試当日に持参することにしました。

それでは、今回は中学受験生の入試本番にオススメの鉛筆と選び方のポイント、そして鉛筆に関する入試当日の注意点についてお話いたします。

入試当日に鉛筆がなぜ必要か?

中学受験において鉛筆が勝っている試験に出会うことは少ないと思います。ひと昔前は募集要項で「鉛筆のみ。シャーペン不可。」ということも多かったようですが、我が家の2人の子供が中学受験した際に男子校、女子校、共学校に関係なく、シャーペンが使えない学校は1校もありませんでした。私の知る限り、筆記用具に条件があったとしてもシャーペンが使えない学校はありませんでした。ただ、私の知る限りですので、実際に受験する際は募集要項をよくご確認下さい。

本人が鉛筆派でない限り、シャーペンを使用することで問題ない場合が多いのですが、受験本番の机の上には鉛筆を数本用意しておいた方が安心です。

シャーペンでは緊張のあまり力が入りすぎて、芯が折れ続けてしまってり、シャーペンが立て続けに不具合が起きてしまったり。受験当日は何が起こるか分かりません。そして、その時に親は助けてあげることができないのです。そのためにも、事前に用意してあげることができるのが鉛筆という安心材料なのです。

受験校で指定されていない限りはシャーペンの補助として

受験校で「筆記用具は鉛筆のみ」と指定されていない限りは、多くの受験生はシャーペンを使用していることと思います。

受験当日もシャーペンだけを使うという方針はそのままで構いません。鉛筆はシャーペンで何かあった時、助けがあるというお守りのようなものとして、持参すべきものです。

安心材料として持参する

鉛筆派でなく、シャーペンを使う予定の場合は、シャーペンも数本持参しますが、鉛筆を数本用意しておくことで安心できます。どちらかというと、親の安心のためになるかもしれませんが、受験生本人へも「安心のために机に置いておこうね。」と伝えておけば、本人にとってもお守りが増えた気がして、筆記する際に力が入りすぎることも少なくなるのではないでしょうか。

安心材料として持参するので、鉛筆派の人とは異なり、2・3本×教科数の鉛筆を用意するといったようなことは必要ありません。3本くらいあれば十分です。本当に必要になった場合も、3本あれば、鉛筆削り器を用意しておけば全教科に対応できます。

鉛筆の選ぶポイント

芯の濃さ

結論的には「B」をお勧めいたします。

理由としては、過去記事の「シャーペンの選ぶポイント」の「芯の濃さ」でお話し内容と同様になりますので、詳細は過去記事をご参照下さい。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

四谷大塚等の模試等で指定されている鉛筆の芯の濃さが「2B」「B」だったり、大半の受験校の募集要項で指定される芯の濃さに合致して、かつ受験当日の解答用紙において文字が潰れにくく、オンライン採点でも読み取られる可能性も高いと判断されたのが「B」なのです。

書き心地(なめらかさ・紙面への定着・均一)

同じメーカーやブランドによっても、芯の濃さによって、紙へ記入する際のなめらかさ等書き心地はかなり異なります。

同じ芯の濃さであっても、メーカーやブランドにより、記入時の紙面への摩擦によるひっかかり加減が異なり、書き心地には差があります。

有名メーカーの主要ブランドであれば、すごく使いづらいという感覚にはならないと思います。ただ、同メーカーのブランド内であっても、ハイブランドと低ブランドの書き心地の違いは、子供であっても分かるようです。

消しゴムで消しやすいこと

芯の濃さにより、通常の消しゴムでは消しにくくなったり、その鉛筆の芯と消しゴムとの相性もあります。

基本的にはシャーペンを使用するために適した消しゴムを選んでいると思いますので、その選んだ消しゴムで消しやすいかがポイントになります。
消しゴムの選ぶポイントについては過去記事をご参照下さい。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

折れにくさ

落としたり、粗雑に扱っていると、芯が中で折れてしまっているので、扱いには気を付けることが必要です。

基本的には有名メーカーの有名ブランドから鉛筆を選べば、芯が折れやすいということはないはずです。

転がる丸形は避けて下さい。

また、演技担ぎからの五角は力の加減で指に当たるところが痛いと感じる可能性もあります。

基本的には、長年選ばれている六角がいいです。

オススメの鉛筆

実は高い鉛筆がいいとは限らないのが選ぶ時の難しい点です。鉛筆としてはいい鉛筆が選ばれますが、最高級の鉛筆が1番とは限りません。

恐らく、最終的な選択にはフィーリングの部分が大きく影響すると思いますので、個人によって選ぶ鉛筆が異なるとは思います。1番高級ななめらかな書き心地が、なめらか過ぎると敬遠されてしまったりしますが、本人が気持ちよく筆記できるならば、それに越したことはありません。

本人の納得できる鉛筆が持参でき、親の安心材料になることが1番です。たくさん試したとしても、だいたい最終候補に残る鉛筆はほとんど同じ傾向になるようです。親が安心できる、いいと思われる鉛筆の中で受験生本人が納得できる鉛筆を探して下さい。

三菱鉛筆 ハイユニB

三菱鉛筆ユニブランドの最上位商品です。なめらかな書き心地はピカイチです。

三菱鉛筆 ユニB

「ハイユニ」のなめらかさに違和感を覚えた場合は、こちらを気に入る可能性があります。我が家の息子一押しでした。

三菱鉛筆 ユニスターB

ホームセンター等でも販売していることも多いため馴染みのある方が多いのではないでしょうか。ユニブランドの品質であり、価格がお求めやすいのが特徴です。

トンボ鉛筆 MONO100

我が家の息子は、トンボ鉛筆の中では、こちらを気に入ったようです。筆圧は弱い方ではありません。

トンボ鉛筆 MONO

トンボ鉛筆の「MONO」ブランドとしての品質で販売されている商品です。

トンボ鉛筆 8900

「ユニスター」と同様にホームセンターに販売されている等馴染みのあるシリーズだとは思います。

受験当日の準備の注意事項(鉛筆編)

受験前日にしっかりと芯を削っておきましょう

前日に鉛筆を削ったタイミングで、芯の状態を確認しましょう。中で折れている芯が刺さっているだけの場合もありますので、その場合は芯を一度抜き、鉛筆を再度削って下さい。

持参する鉛筆を輪ゴムで束ねましょう

シャーペン派の場合は鉛筆3本を持参する程度がよいと思われますが、その3本をひとくくりに輪ゴムで束ねておきます。

なぜ輪ゴムで束ねるかというと、鉛筆はほぼ使わずに机の上の端に置いておくことになると思います。その際、鉛筆が転がらないようにするための輪ゴムです。ですので、紙を結ぶためのゴムはキレイですが目的を達成しないため不向きです。

必ず、滑り止めになる輪ゴムで束ねましょう。オススメは、2・3本の輪ゴムでひとくくりに束ねる方法です。滑りませんよ!受験には必要なことですよね。しかも、鉛筆を使用する際は、輪ゴムの束から1本を引き抜けばすぐ使えます。輪ゴムは伸縮性があるので、引き抜くのもすぐです。

ジップロック等のビニール袋へ入れて持参しましょう

鉛筆を持参する際は、シャーペンと同じ筆箱に入れることは避けた方がいいでしょう。シャーペンの持ち手部分に鉛筆の芯が当たると使い心地が変わってしまうだけでなく、芯の粉で色が付けば、本人のモチベーションが下がりかねません。

鉛筆にキャップをつけることも考えられますが、キャップをつけてそのまま机に置いていては、使用するような緊急時にすぐに使用することはできません。

輪ゴムに束ねたままの鉛筆をジップロックや普通のビニール袋に入れて持参するのがいいと思います。その際、持参の忘れがないように注意して下さい。大きな筆箱なら一緒に入れてもいいかもしれません。別で持参する場合は、ほぼ使うことはないはずなので、前日に削るために芯の確認をする時だけ取り出し、それ以外は中学受験期間中ずっとカバンの中に入れておく方がいいです。

あとは、入試本番の机の上に出すことを忘れずにしたいです。

小型の鉛筆削りも持参しましょう

入試当日、本当に鉛筆を使用することになってしまった時、鉛筆削りが必要になります。必ず1つ用意しておきましょう。手動のものであれば、受験校で不可と言われるようなことは少ないと思われます。削りカスが収納できるタイプで選びましょう。

以下、要件を満たす小型の鉛筆削りです。

まとめ

入試当日には、シャーペン派の受験生であっても鉛筆を3本持参することをお勧めいたしました。受験生特有の緊急事態に対応できるだけでなく、そのような緊急事態に陥る緊張をほぐすことができるお守りになります。

また、鉛筆の選ぶポイントとオススメの鉛筆についてお話いたしましたが、高ければ高い程いいという訳でなく、ただ安いものでいいという訳でもないでの、有名メーカーの有名ブランドの中位以上の鉛筆で六角の「B」を選びましょう。

当日は、鉛筆を2・3本の輪ゴムで束ね、袋などに入れて直接筆箱に入れないように持参しましょう。また、手動の削りカスが収納できるタイプの鉛筆削りを必ず持参しましょう。

鉛筆をしっかり持参しておくことで、入試当日の本番中に親子共に安心材料が1つ増える事を願っております。

ご参考にして頂きたい過去の記事

入試当日に持参する軽食やおやつについて

chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com



以上、
最後までお読みくださりありがとうございました。

【進学くらぶ4年生】中学受験生としての5年生の準備はこれだ!冬休みにやるべき算数の復習

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

小学校では2学期がそろそろ終わろうとしている今、まだまだ4年生だと思ってはいませんか?中学受験生にとっては、2月が新学年の始まりなので、中学受験生としての5年生はもうすぐです!

新年が明け、3学期制の新学期が始まろうとしている時、6年生の勝負の時である、中学入試本番がスタートするのです。2年後の今頃には早い入試日の学校では願書を提出している頃です。首都圏入試のスタート校として毎年多く(昨年のA日程では、1/10・11の2日間で7689人)の受験生が挑む栄東中学校の2024年入試の願書申請は12/1~始まっています。

5年生になる前にしておくべきことは多々ありますが、4年生の学習が順調にいっている程、やるべきことは少なくなります。正確に言えば、やるべきことは「理解する」「覚える」「問題を解けるようにする」といった全員同じことなので、学習到達度により、そのかかる時間が異なったり、そのためにすべきことの違いがでるといったことになります。

要は、5年生になる前にやるべきことは、4年生の学習範囲の理解や暗記を含め、問題が解けるようになることです。そんなこと分かっていると思われるかもしれません。ただ、本当の意味での理解をして欲しいところになります。そして、そのための行動をとることが肝要です。

四谷大塚や進学くらぶ、早稲田アカデミーでのカリキュラムの話にはなりますが、社会は5年生の秋頃迄地理のテーマ毎に復習しながらの学習は続きますが、理科は4年生で学習した内容の2巡目の学習になり、範囲も広くなり、より詳しい理解と学習が求められます。

算数は今までも基礎固めの学習をしており、1つの単元が理解されているとみなされた次のステップの学習が積み重ねられています。4年生での算数の学習が疎かであれば、5年生の学習が積み上がっていかないのです。

もし4年生の学習が理解されていないならば、5年生になってから、いくら時間を費やして一生懸命に勉強したとしても4年生の範囲の復習をしない限り学習効果が思うように得られなくなってしまいます。

そのような状態になることは誰も望まないですし、避けたいものです。そこで活用したいのが、今からの冬休みです。年末年始は忙しく、冬休みにはいろいろなイベントもありまが、是非、今やるべきことはきっちりこなしていきましょう。

では今回は、進学くらぶ受講生の4年生にとって、5年生になる前、特に冬休みを活用した算数の勉強についてお話させて頂きます。もちろん、進学くらぶ以外の四谷大塚早稲田アカデミー等の四谷大塚カリキュラムの方にも参考にして頂けると思います。

5年生になる前に4年生の算数を復習する必要性

実は5年生の前に必要という訳ではないのが事実。長期休暇が算数の復習をするのに絶好のタイミングなのです。

算数は常に習熟度の高い学習を目指したい教科です。1つの単元が終れば、その単元と既習単元の融合問題もできなければいけないですし、その単元を更に発展させた内容の単元を学習したりします。1つの単元は単独でできればいいのではなく、単元が全て積み重ねられていくイメージです。ですので、1つの単元でつまづいていると、その単元をふまえた関連するその後の単元を習得することは難しくなってしまいます。

ですので、できる限り早い段階で、1つ1つの単元の理解を深めておくことが必要なのです。週テスト前に初めての1回目の学習。組分けテスト前に1回目の復習をして2回目の学習。その後の長期休暇中に復習をして3回目の学習。夏休み前に習った単元についてはこの冬休みに4回目の学習と繰り返されていくものなのです。

進学くらぶも、そしてどの塾においても同じような仕組みが作られています。塾のカリキュラムとして、長期休暇ではその前の長期休暇以降に学習した範囲の復習と次回の予習が組み込まれていることが多いです。進学くらぶについてお話すると、四谷大塚のカリキュラムにそっていますので、四谷大塚のテキストを復習する内容が冬期講習に組まれています。

算数は冬期講習が必要か?

先程からお話している通り、5年生になる直前の冬休みに実施する冬期講習の目的が、冬期講習を受けることではないことは明白です。既習範囲を確実に復習することが目的なので、究極は新しいテキストも問題集も不要なのかもしれません。

でも、進学くらぶを受講していると冬期講習のテキストが配布されてしまいます。冬期講習のテキストを使用して復習をすることにしても構わないのですが、我が家は週テストと組分けテスト前に使用していた【予習シリーズ】【演習問題集】を使用して復習しました。どうしてそうしたかと、そうやったかは後述します。

ただ、配布された冬期講習のテキストをやらないという決断もできなかったため、算数については復習後の力試しとして使用しました。全くの新しい問題なので対応できるか確認できるだけでなく、復習後の学習になるので、問題を解ける力が備わっているので学習時間が短縮できました。しっかり復習できていれば、冬期講習の問題が簡単に思え、「自分はできる!」という錯覚さえ起こします。それでいいと思います。

冬休みがいいタイミング

中学受験生としては2月から新学年ですので、その前に復習をするとなると冬休みがチャンスとなります。少し弱い単元もある場合には、4年生になった上1回週から復習することをお勧めします。ある単元で躓いている時、実はそれ以前のどこかの単元の理解が薄くなってしまっていることが原因ということも考えられます。なので、復習は直近の単元からでなく、最初からがお勧めです。

4年生の復習を最初からやると考えると、途方もなく時間がかかるような気がしますが、個人の主観にもよりますが、思いのほか時間もかからず逆に驚くくらいかもしれません。復習する部分を絞って実施できますし、理解していれば問題を解く時間もかからず、解説も省略できます。

ただし、今まで学習を少しさぼり気味であった場合は苦労するとは思います。逃げることはできません。いつかやらなければ、それに伴った結果になってしまうだけです。入試で目標を達成するためには、いつ大変な思いをするかの違いです。

労力に対する効果は早ければ早い程高くなります。できるだけ早く習熟度を上げてしまった方が、テスト結果もよくなるので親子共に安心できると思いますので、この冬休みのタイミングを有効活用してみて下さい。

なぜ既習のテキストを使用するのか?

受験当日まで使用したテキストやノートは宝物です。小学6年生くらいになれば、「間違い問題ノート」を作成して、よりノートの重要性が増すとは思いますが、基本情報を得る時期の小学4年生であれば、まだテキストが欠かせないはずです。

5年生になる直前の冬休みの時期に既習テキストを使用する理由についてお話していきたいと思います。

1度間違った問題には印が付いている

既習テキストには、人それぞれ印が付いている状態だとは思います。我が家では間違った問題に印をつけて、復習した際にまた間違えると印をつけての繰り返しをしていました。(過去記事の算数の勉強法にてお話しております。)

間違った問題に印が付いている場合でも、正解した問題を消していく方式をとっていたとしても、1度間違ったことのある問題は分かるようになっているはずです。

間違った問題は、つまづきポイントだったり、弱点だったり、理解不足の可能性もあります。その問題だけをやるだけでも効果があるのです。自分の過去の頑張りの印が今の自分を成長させてくれます。

復習の時も間違った問題には更に印が付き今後の復習時に役立つ

実際に過去に間違った問題を解き直してみて、また間違った場合は、やっぱりそれだけ自分にとっては貴重な問題ということです。今度、解き直す時にはできるよう理解しましょう。そして、次回のために印をつけておくことを忘れずに!

実際の復習の仕方

間違った問題だけ解くと、今基本的なことが抜けてしまっていたらどうしよう?と不安になったりもします。ですので、実際には、基本的なことがマスターできているかは全部確認した上で、演習問題などは印のついた間違った問題のみ実施するといった方法がいいです。

まず各単元の理解度の確認

まず基本的な問題のローラー作戦を実施することが必要です。

組分けテスト週のテキストの問題を解く

組分けテスト週の【予習シリーズ】の『』を解きます。この部分が一番基本的な問題を最低限確認するのに適しています。

単元ごとの理解不足問題への取組み

組分けテスト週の【予習シリーズ】『』を一気に解いてみて、間違った問題が復習すべき問題となります。間違った問題の1つ1つを以下でお話する復習を実施し、間違った問題の数だけ繰り返すことになります。

間違った問題に対応する週テスト週の【予習シリーズ】『基本例題』を解く

組分けテスト週の【予習シリーズ】『』で間違った問題に該当する週テスト単元の『基本例題』を探します。

『基本例題』を解いて、解説を映像授業にて確認し、理解をします。ここで分からなければ、映像授業をじっくり見返すことをお勧めいたします。

余力があれば演習問題を進める

個人のレベルと許される時間によりどこまでできるか判断が必要なところですが、基本問題のローラー作戦が終れば、【予習シリーズ】【演習問題集】での過去に間違ったことのある問題を解き直したいところです。

時間も限られているはずですので、レベルごとに全体の問題を進めていくことがいいと思われます。

『類題』を自力で解く

正解が難なく出せれば、次に進んでいいサインとなります。

もし、間違えたり、理解できていないようであれば、『基本例題』が理解できていないため、理解できない原因を探す必要があります。

まとめ

中学受験生の4年生にとって、5年生になる直前である冬休みをぜひ活用したいものです。

復習するタイミングは何度か訪れますが、4年生の冬休みには算数の総復習をする絶好のチャンスです。

4年生の総復習をすることで底上げされた算数の学習能力により、5年生以降の学習効果を高めることができます。今後、復習するタイミングは何度かありますが、後ろ倒しにすればするほど、その効果も薄らぎ、その割に労力はかかるようになります。

他教科の復習するタイミングも訪れます。まずは、今回の絶好のチャンスであり、逃すとむしろ痛手を負いかねませんので、算数の総復習をしてしまいましょう。

【進学くらぶ4年生】「下第15回週」第8回公開組分けテスト週

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

気付けば季節はしっかり冬になっています。2学期もそろそろ終わり、冬休み直前になってまいりました。中学校のイベントもなく、小学校での行事もほとんどが終る頃ですので、落ち着いて学習できる時期になっているのではないでしょうか。

今回の範囲は内容が充実していたので、復習しがいもある単元が多いとは思いますが、冬休み前の最後の組分けテストでもありますので、気合を入れて取り組みたいところです。

では、2023年12月11日現在の進学くらぶ4年生受講者が考えることややるべきことについてお話させていただきます。

進学くらぶ【4年下第15回】

【記入日:2023年12月11日】

総合(予習シリーズ4年下 第11回~第14回)

公開組分けテストは、予習シリーズ4年下 第11回~第15回 及び 必修副教材4年下 第11回~第15回を中心に出題。

第8回公開組分けテスト前の4教科の勉強

以下のリンク先の過去記事にて、詳細な4教科の勉強方法をお話しておりますので、ご確認下さい。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

第14回週の週テスト後の4教科の勉強

以下のリンク先の過去記事にて、詳細な4教科の勉強方法をお話しておりますので、ご確認下さい。 
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

第15回公開組分けテストに必要な勉強の洗い出しと予定を立てる

下第14回の習得度合いを確認する

下第14回週は組分けテストを見据えた勉強をしていたはずですので、もし習得度合いが高ければ、組分けテスト前にする勉強のリストから第14回分は優先順位を下げて行うことができます。

その場合は、第11回~第13回を復習した後に、時間に余裕があれば第14回を軽く見直す程度で大丈夫なはずです。

ただし、第14回の習得度合いに不安があったり、習得したはずの第14回分も1週間で全て忘れてしまうようならば、通常通り第11回~第14回の復習をして下さい。

時間が足りなかった週分は優先順位をあげて取り組みましょう

第8回公開組分けテスト範囲の期間で、時間が足りなくなる等で習熟度合いが他の週より劣る週テスト範囲はなかったでしょうか?そのようなことも、よくあることですし、習い事等と両立している方は高頻度で起こることだとは思います。

以前もお話させて頂きましたが、きっちりと組まれたカリキュラムの中で想定されている復習回数も確保していくためには、指定された期間の中で週テスト範囲を学習することが必要です。

ですので、個々の週テスト範囲で学習習熟度が低くなってしまうことがあっても、しようがないことです。その場合に大切なことは、その単元の第1回目の復習タイミングに当たる、組分けテスト週に、手厚く復習して、キャッチアップすることです。

今回の組分け範囲で、週テストの学習が手薄になったり、習熟度が低い単元は、他の週分よりも学習時間を多くとるスケジュールをたてましょう。全体をまんべんなく復習をすることも大切ですが、学習の穴がないように調整することで、より全体的な底上げされた全体の学習ができます。

組分けテスト前に必要な勉強のリストアップ

組分けテスト前に必要な勉強をリストアップし、必要な時間とそこに使える時間を確認して、最低限必要なことは確保しつつ調整しながら予定をたてましょう。

冬休みの予定の確認をして学習計画をたてましょう

以前もお話しておりますので、既に冬休みの学習計画を立て始めている方もいらっしゃるとは思いますが、まだの方はお手隙の時にでも少しずつ考えておいた方がよいかとは思います。もちろん、優先されるべきは第8回公開組分けテストのための学習です。

冬休みは、行事も多く、忙しいところに、日数も少なく、何も考えていなくても、あっという間に過ぎてしまいます。そのため、学習計画を事前に立てておくことは有効なのです。

そして、冬休みは、6年生が入試直前であり、中学受験情報もたくさん入ってくる中で、5年生になる前の最大のチャンス時期なのです。

設定している目標に達していない場合は、最大の挽回チャンスでもあります。今後、挽回のチャンスは何度か訪れますが、後ろ倒しにするほど、その効果は薄らいでいき、必要な労力は次第に大きくなってしまいます。

要は、早い段階で挽回した方がいい!

順調にできている人はその調子で進めていけば大丈夫です。弱気になっている人に言いたいです。まだ挽回できる今だからこそあえて厳しくお話します。なぜなら、5年生になるタイミングは後向きに考える人が出始める時だからです。しかも、私が応援したいと思っている、習い事等と両立している人が、中学受験に対して弱気になってしまう可能性が高いからです。

合格することを前提にお話をすれば、「分かっているけど…、」という言い訳は、その何倍もの努力が合格の前に必要になることを分かっていない人の発言です。志望校があり、その合格を願うのならば、この短い期間だけ精一杯努力してみるべきです。志望校の合格を考えているならば、いつかはしなくてはいけないことを先延ばししているだけになっていないか考えてみて下さい。中学受験の勉強において、いつかできることはないのです。今考えられることは、今やらねばならないのです。合格するためには逃げられないことなのです。

ぜひ、4年生の冬休みはやりたいことも含め計画を立てて、有意義に過ごして欲しいです。

冬休みの予定を確認する

冬休みがいつから始まるかによりますが、クリスマスやお正月等、短い期間に大きなイベントが2つもあります。それに伴う予定は1つや2つではないはずです。ぜひ、約2週間の冬休みのカレンダー式スケジュール一覧を作成してみて下さい。休憩時間やテレビ視聴、遊び、初詣、親戚への挨拶等多々ある用事を思い出しながら、予定一覧を埋めて下さい。

勉強したいことを確認する

冬休みは限られた時間のため、勉強したいことが全てできることはないはずです。本当に勉強しなくてはいけないことに絞って学習計画を立てましょう。
勉強しなければいけないことは個人により異なるところではありますが、確認しなければいけない優先順位の1番は算数です。算数ができている!という状態でない場合は、算数を重点的に学習することが5年生に向けて有効です。5年生になる前に学習しておきたいことなどは、また今度お話させて頂きます。

そして、4年生の今の段階であれば、全教科ある程度の状態を保っているならば、1番好きな教科を重点的に学習し、絶対的な得意教科にしてしまうことも今後の戦略としてはありです。絶対的な得意教科とは、誰にも負けないくらい得点してしまうという状態にまでするということになりますので、求められるレベルとしては高くはなりますし、他の教科で劣るものがない状態でないと挑めない方法ではあります。

勉強できる時間の確認と内容の調整

予定一覧を確認し、毎日確保できそうな学習時間の合計を確認します。勉強したいことをするための時間の合計と比較し、時間が足りない場合は、調整が必要です。

学習量を減らすだけでなく、朝学習や睡眠前の少しの暗記等、隙間時間の活用も加味すると学習時間は積み上がりますのでお試し下さい。

ご参考

先週から1週間での新着記事

先週の「下第14回週」の記事以降に掲載させて頂いたものです。ご参考にして頂けましたら幸いです。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

まとめ

進学くらぶ4年生の下第15回週の第8回公開組分けテスト週の勉強について必要なことについてお話させて頂きました。冬休み直前の年末の忙しい時期ではありますが、週テストの期間に習熟度が低かった単元を重点的に復習しながら、優先順位により時間配分を調整したスケジュール管理をしてみて下さい。

組分けテストは1回目の復習期間です。その期間をしっかりと活用して、学習が不十分かもしれない単元を弱点にすることなく、全体の底上げを図っていきましょう。

冬休みの学習計画をまだ立てられていない場合は、少しでも手をつけていきたいところですが、まずは第8回公開組分けテストのための学習を最優先に取組みましょう。


以上、
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

【進学くらぶ4年生】算数の学習方法の確認(四谷大塚の組分けテスト結果が上下してもやることは変わりません編)

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

今回は進学くらぶにて勉強している4年生の中学受験生の親御様との会話から気づいた点についてお話させて頂きます。

今までの記事にて、既にお話している内容ではありますが、実際のお子様の成績動向や状況等により、勉強法や対応がうまく伝わっていない可能性もあるようです。確認のためにも、教科ごとにお話させて頂こうと思いました。よろしければご参考にして下さい。

今回は、「算数の勉強の仕方」についてです。

特に、進学くらぶ受講生で四谷大塚主催の組分けテスト毎にクラスの上下を繰り返してしまうお子様には参考になるかとは思います。

進学くらぶ4年生の親御様との会話

組分けテスト、クラスが上がってもすぐ下がっちゃいます。毎回、クラスが上下して安定しません。

算数の点数も上下してますか?

理科社会は得意なんですが、算数が上下してます。

算数はどのように学習していますか?

進学くらぶの映像授業を受けていますが、組分けテスト毎にクラスが違うので、やるレベルも毎回異なっています。

算数は下のクラスの映像授業があっているのかもしれないですね。下のクラスの映像授業では成績が上がる程理解できるけれど、上のクラスの映像授業だと学習効果が出にくいのかもしれません。

クラスが変わると一方のクラスの映像は見られないのですが、どうすればいいのでしょうか?

私のオススメは算数は映像授業を中心に進めるのではなく、テキストを中心に進め、映像は補助的に使用するといった方法です。

映像は見ないのですか?

映像は全部見ます。
1.5倍速も活用しつつですが。
テキストでやるべき基本的問題と手順は変えず、映像授業で取り上げる問題を加えるといった感じです。

上のクラスの映像授業は、難易度の高い問題をより多く取り上げられています。ただ応用問題は、基礎問題の理解があってこそ取組めるものであり、できることが前提です。算数が得意不得意関係なく、基礎学力強化とはしっかりと行うことが必要です。

算数学習におけるポイント

週テスト前後や組分けテスト前後にするオススメの学習方法は、以前その時に応じて実施する4教科の勉強法としてご紹介しておりますので、詳細は過去記事を参考にして頂きたいのです(リンクは後述いたします)が、その際に「算数」に特化した注意すべき点についてお話したいと思います。

映像中心ではなく、テキスト中心で学習する

上述の会話形式の中でもお話してますが、「算数」については映像授業中心で学習を進めるのではなく、テキストを基本として映像授業を活用した学習方法が適しています。

上位クラスで配信される映像授業では、難しめの問題の解説が多く組み込まれる傾向がありますが、基礎的な問題を飛ばしていいのではなく、むしろ全部できることが前提で話が進んでいるからです。

算数ですべき問題はテキストを中心に基本的な問題をしっかり理解した上で、映像授業に取り上げらている難しめの問題に取組むことが望ましいです。

やるべきことは変わらない

進学くらぶ受講生の「算数」の場合、【予習シリーズ】【演習問題集】が基本的なテキストです。どのレベルの問題迄やるのかが学力や目標に応じて異なるところですが、やるべきことは皆同じです。ただ個人の学力によりかかる時間も異なるので、できる問題の到達レベルが異なるといった具合です。

まずは、【予習シリーズ】の『必修例題』を1問ずつ解いて、解説があれば映像授業を受けます。理解できたら、その『類題』を自分1人で解いてみます。映像授業があれば、簡単にできた場合はサラッと視聴し、確認が必要な場合はじっくりと視聴します。もしここで『類題』を間違った場合は、『必修例題』の理解からやり直しします。この学習を『必修例題』の数だけ繰り返します。

次に、『基本問題』の全問をテスト形式で自分で解き、採点した後、映像授業の映像も視聴します。『基本問題』は、『必修例題』と『類題』が理解できるようになっていれば正解できるはずです。もし解けない問題があるならば、その問題に該当する『必修例題』『類題』に戻って学習し直すことが必要です。

その後は、学力や目標とするレベルにあわせて、『練習問題』や【演習問題集】へと進めていくのですが、詳細は過去記事にてご参照下さい(リンクは後述いたします)。

お子様の到達目標に合わせた問題のチョイスをする

【演習問題集】の『反復問題(基本)』は【予習シリーズ】の『基本問題』と対応していて、同じ形式の問題を数値を変えて出題しています。『基本問題』で間違った問題は復習のために解きます。基礎問題を完璧にしたい方は全問解いてもいいのですが、『基本問題』で正解した問題は、既に同様の問題を繰り返し解いて理解しているので再度解く必要はあまりないかと考えます。

同様に、【予習シリーズ】『練習問題』と【演習問題集】『反復問題(練習)』も対応しているので、『基本問題』と同様の方法で実施で構いません。

その後、【演習問題集】『基本問題』『練習問題』『応用問題』へと時間の許す限り、自分の学力や目標に応じて進めていきます。

その際、組分けテストで決定したクラスの映像授業で取り上げられている問題は、最低限学習したいところです。

単元ごとにやる問題のレベルの変更が必要なこともある

毎回【演習問題集】『応用問題』以外を学習していても、単元によっては
自分にとって簡単だったり単元自体が取組みやすい場合もあるので、その場合は『応用問題』まで取り組むようにするなどの調整が必要になります。

その逆もあり、【予習シリーズ】『基本問題』の出来具合によっては、やる問題を調整した方が、学習効果が高くなる場合もあります。【予習シリーズ】『基本問題』の取り組み方や出来具合を見ると、その単元をどのレベルまでどのように学習すればいいのかのバロメーターにできるかもしれません。

まとめ

四谷大塚の組分けテストの結果により進学くらぶで配信される映像授業の内容レベルが変わってしまい、それにあわせて算数の成績が上下してしまうという悪循環もあるようです。

算数においては、最終的にどのレベルまで学習するかは学力や目標において異なりますが、基礎問題を学習する時の方法等は皆同じです。できるかできないかで進みが変わり、必要な時間も異なるため、できる問題数も変わってしまうだけです。

基本問題をしっかり理解することと、本当に理解して自分の力で解くことができるのかを確認しながら学習を進めていくことが大切なので、映像授業を中心に学習するのではなく、テキストにてやるべき問題を進めていく方法が適しています。

映像授業はやるべき問題も提示してくれますし、解説も素晴らしのでぜひ自分で解いたあとに、しっかりと視聴することをお勧めします。理解できない問題は、映像授業を1.5倍速ではなく、しっかりとゆっくり視聴することが有効です。

中学受験生にとって、算数は入試当日に勝負教科となる可能性が高いので、コツコツ学習して学力を向上させていきましょう。

以上、最後までお読みくださりありがとうございました。

【進学くらぶ4年生】「下第14回週」の勉強の進め方と必要なこと

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

師走になり、寒さが厳しく感じられるようになってまいりました。今年は例年よりも少しあたたかめの冬になるという前評判は一体どこへ行ってしまったのだろうと思えるほど寒く思えます。夏が長く暑かったせいもあり、余計にそのように感じられるのかもしれません。師走の慌ただしさもありますが、体調管理にはお気をつけ下さい。

寒さが厳しい季節ということは、受験シーズン到来です。いよいよ、首都圏の入試スタート校として多くの受験生が挑む栄東中学校の願書申請が12月1日より始まりました。いよいよですね。現在4年生の方々も2年後の今頃には受験本番を迎える直前となっています。どんなお子様も不安がなく万全ということはないでしょうが、あと2年間少しでも前倒ししてやるべきことをしっかりやることで、直前の不安や恐怖心を和らげていきたいものです。

では、2023年12月4日現在の進学くらぶ4年生受講者が考えることややるべきことについてお話させていただきます。

進学くらぶ【4年下第14回】

【記入日:2023年12月4日】

算数:平均
国語:説明文・論説文(14)話題と要旨 接続関係④<逆説>2 対義語
理科:音
社会:肉や牛乳をつくる~日本の農業(4)

「下第14回週テスト」のための勉強

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算数「平均」は取組みやすいが丁寧な学習を!

中学受験生にとって、「平均」という概念は既に備わっていることが多いため、単元の導入部分は難なく進められると思います。

学ぶ内容としては、①平均×全体数=合計として考える問題と、②つるかめ算的な考え方の問題と③図の面積で考える問題に大きくは分かれると思います。①は馴染みがあるので即理解できますし、②も少し考えればできると思いますが、③については将来的に応用問題でも必要になりますので、考え方をよく理解して取り組むようにしたいところです。

理科「音」

「音」自体は、理科の単元としては身近に感じられるものではありますので、取り掛かりやすいとは思います。自分の経験や実体験等とリンクしながら学習できると理解しやすくなるはずです。また、身近な現象などもありますので、生活の中で「音」に関する声掛けを積極的に取り込んでみて下さい。理解し、知識の定着に繋がります。

下第13回週テストの4教科の復習

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「第8回公開組分けテスト」のためのスケジュール管理をしよう!

来週は組分けテスト週となるため、今週からの組分けテスト迄の2週間のスケジュール管理をした方がうまくいくはずです。

今週の下第14回週の週テスト分をしっかり学習することにより、来週の復習する時間を減らすことができます。今週は第14回週を行い、2週間で組分けテスト対策をすると考えた取り組みが効率的です。

予定の確認をする

第8回公開組分けテスト迄のスケジュールを確認しましょう。

以前お話したことがありますが、組分けテスト期間が一覧としてカレンダー形式の予定表を作成することをお勧めします。テスト当日がカレンダーの最終日で構いません。

そのカレンダーに予定を書き込みましょう。
同時に、中学受験の勉強にあてられる時間を1日ごとに記載しておくと便利です。

組分けテスト前に学習したい項目をピックアップする

週テスト毎のやりたいこと、組分けテスト前にやりたいことは、大まかに言ってしまえば、毎回同じはずです。ただし、単元により詳細の内容は異なりますし、週テスト前に時間が足りない週があれば、そのために組分けテスト前の復習する期間のやるべきことが追加されるはずです。

週テスト前にやることと組分けテスト前にやることをピックアップして一覧を作成してみましょう。そして、同時にそれらにどれくらいの時間が必要か確認しておきましょう。

限られた時間にできることを調整する

カレンダーに書き込んだ、1日に中学受験の勉強をできる時間の合計とやるべきことにかかる必要な時間を比べて、やるべきことの調整をします。
時間を増やすことはかなり難しいことですので、限られた時間を最大限に活用して効果の出る学習を目指しましょう。

冬休みの予定の確認をして学習計画をたてましょう

冬休みは親戚付き合いもありますし、恒例行事等も各ご家庭であることと思います。そして、小学校からも書初め等の宿題があると思います。なんとなく過ごしてしまうと、あっという間に過ぎてしまうので、もったいないです。ぜひ、4年生の冬休みはやりたいことも含め計画を立てて、有意義に過ごして欲しいです。

冬休みの予定を確認する

冬休みがいつから始まるかによりますが、クリスマスやお正月等、短い期間に大きなイベントが2つもあります。それに伴う予定は1つや2つではないはずです。ぜひ、約2週間の冬休みのカレンダー式スケジュール一覧を作成してみて下さい。休憩時間やテレビ視聴、遊び、初詣、親戚への挨拶等多々ある用事を思い出しながら、予定一覧を埋めて下さい。

勉強したいことを確認する

冬休みは限られた時間のため、勉強したいことが全てできることはないはずです。本当に勉強しなくてはいけないことに絞って学習計画を立てましょう。
勉強しなければいけないことは個人により異なるところではありますが、確認しなければいけない優先順位の1番は算数です。算数ができている!という状態でない場合は、算数を重点的に学習することが5年生に向けて有効です。5年生になる前に学習しておきたいことなどは、また今度お話させて頂きます。

そして、4年生の今の段階であれば、全教科ある程度の状態を保っているならば、1番好きな教科を重点的に学習し、絶対的な得意教科にしてしまうことも今後の戦略としてはありです。絶対的な得意教科とは、誰にも負けないくらい得点してしまうという状態にまでするということになりますので、求められるレベルとしては高くはなりますし、他の教科で劣るものがない状態でないと挑めない方法ではあります。

勉強できる時間の確認と内容の調整

予定一覧を確認し、毎日確保できそうな学習時間の合計を確認します。勉強したいことをするための時間の合計と比較し、時間が足りない場合は、調整が必要です。

学習量を減らすだけでなく、朝学習や睡眠前の少しの暗記等、隙間時間の活用も加味すると学習時間は積み上がりますのでお試し下さい。

まとめ

進学くらぶ4年生下第14回週テスト前勉強について必要なことについてお話させて頂きました。まずは第13回週テストの復習をしましょう。算数の「平均」も理科の「音」も身近に感じられる単元ではありますので、取り掛かりやすいとは思います。ただ、「平均」については初めての考え方も必要になり将来的に応用問題で必要になりますので、考え方の理解を深めておきましょう。「音」については、生活の中で声掛けをする等、知識を体験と結びつけて学習すると効果的です。

来週は組分けテスト週ですので、2週間分のスケジュール管理をし、今週の学習の到達度を高くすることにより、来週の学習負担を少しでも軽減させましょう。来週の組分けテスト週には難しくなるので、冬休みの予定の確認等は今週実施しておくことをお勧めいたします。

以上、
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

【進学くらぶ4年生】「下第13回週」の勉強の進め方と必要なこと

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

コートが必要なくらい寒くなってきましたね。いよいよ、受験シーズンが到来間近となってまいりました。小学4、5年生にとっては、冬休みが近づいてきましたので冬期講習も含めたスケジュールを考えなくてはと思い始めている頃だとは思います。けれども、小学6年生にとっては、冬休みが明けたら即入試本番に突入します。いよいよなのです。

首都圏の多くの受験生が受験する1月10日の埼玉県の栄東中学校。今まで受けてきたどの模試よりも、中学受験の結果が占えてしまう恐ろしさがあります。ほぼ同レベルの中学校を志望する人が集結する受験者数最大規模の入学試験であり、入試本番がまさに始まった瞬間のため、千葉県や東京都の結果とかなり強い関係性がある入試なのです。栄東中学校の入試説明会では「1月10日の入試を利用して、その後の入試も頑張って下さい。」とお話して下さる、親切な学校です。しかも合否だけでなく、自分の点数も順位も公表して下さいます。そんな厳しい受験が6年生になると今の時期は直前となっているのです。

では、ここで恒例の、受験勉強期間を小学3年生の2月からの3年間とした場合の小学4年生の現段階を、「1年」と「1日」として考えてみましょう。

小学4年生にとって、受験勉強期間を1月から始まる1年として考えた時、今は4月の半ばに差し掛かろうとしています。完全に春です。

そして、受験勉強期間を24時間の1日で考えた場合は、現在、朝の6:40です。もう起きてますね。先日まではまだまだ夜明け前程だったのですが。

4年生の方々も、もうすでに一生懸命頑張って勉強している期間を積み重ねてきているのです。あと2年と少ししかない、でもまだ2年と少しある期間、コツコツと積み上げて学習を重ね、志望校合格を目指していきましょう。

では、2023年11月27日現在の進学くらぶ4年生受講者が考えることややるべきことについてお話させていただきます。

進学くらぶ【4年下第13回】

【記入日:2023年11月27日】

算数:速さの表し方
国語:説明文・論説文(13)要旨③ 接続関係③<逆説>1 類義語
理科:物の燃え方
社会:野菜とくだものづくり~日本の農業(3)

「下第13回週テスト」のための勉強

chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

社会の「日本の農業」シリーズの3週目「野菜とくだものづくり」

6週にわたる地理のテーマとしての切り口である農業シリーズ3週目です。今週は、「野菜とくだものづくり」です。こちらも中学入試でよく目にする内容になります。冒頭でお話した栄東中学校では頻出単元でした。

地理の地形や気候に関連したテーマになりますので、今まで別々に学習した事柄を体系化することが必要です。過去の学習を忘れがちな場合は1つずつ復習しながら、しっかりと学習したいものです。

理科は「物の燃え方」は仮でもいいので実体験を

文章で覚えるよりも、実際に目で見たり、少なくとも動画で確認した方が理解も深まり覚えられてしまう単元ではあります。テキストだけでの学習ではなく、動画のような仮の実体験でも構わないので、なにか実際に目で見てみることが有効です。

算数「速さの表し方」はしっかりと理解しよう

4年生の算数は基礎力養成として全ての単元が大切ですが、「速さ」については、体積と組み合わせた問題など、今後の応用問題としても頻出単元ですので、しっかり理解していきましょう。

まだ基礎的な簡単な問題の今だからこそ、しっかりと理解しているかの確認をしながら学習することが大切です。

下第12回週テストの4教科の復習

chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

「第8回公開組分けテスト」のためのスケジュール管理をしよう!

中学校のイベントごともほぼ終わりましたが、年末に近づき忙しさは増す頃だとは思います。冬期講習についても考え、冬休みの計画も立てていかないといけない頃となってまいりました。

ただ、第8回公開組分けテストの準備は着実に行うためにも、しっかりとしたスケジュール管理をしていきましょう。

予定の確認をする

第8回公開組分けテスト迄のスケジュールを確認しましょう。

以前お話したことがありますが、組分けテスト期間が一覧としてカレンダー形式の予定表を作成することをお勧めします。テスト当日がカレンダーの最終日で構いません。

そのカレンダーに予定を書き込みましょう。
同時に、中学受験の勉強にあてられる時間を1日ごとに記載しておくと便利です

組分けテスト前に学習したい項目をピックアップする

週テスト毎のやりたいこと、組分けテスト前にやりたいことは、大まかに言ってしまえば、毎回同じはずです。ただし、単元により詳細の内容は異なりますし、週テスト前に時間が足りない週があれば、そのために組分けテスト前の復習する期間のやるべきことが追加されるはずです。

週テスト前にやることと組分けテスト前にやることをピックアップして一覧を作成してみましょう。そして、同時にそれらにどれくらいの時間が必要か確認しておきましょう。

限られた時間にできることを調整する

カレンダーに書き込んだ、1日に中学受験の勉強をできる時間の合計とやるべきことにかかる必要な時間を比べて、やるべきことの調整をします。
時間を増やすことはかなり難しいことですので、限られた時間を最大限に活用して効果の出る学習を目指しましょう。

ご参考

先週から1週間での新着記事

先週の「下第12回週」の記事以降に掲載させて頂いたものです。ご参考にして頂けましたら幸いです。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

まとめ

進学くらぶ4年生下第13回週テスト前勉強について必要なことについてお話させて頂きました。まずは第12回週テストの復習をしましょう。算数は「速さ」という重要な単元ですので、しっかりと理解しながら学習を進めましょう。理科は動画等も取り入れながら、社会は既知の事柄を融合させながら、理解しながら学習し、暗記していきましょう。


以上、
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

【中学受験】オススメの消しゴム & 中学受験当日の注意事項(消しゴム編)

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

中学受験生にとって、筆記用具選びは大切です。本人よりも、むしろ親御様の方が筆記用具選びに力が入ってしまうかもしれません。当時の我が家では、絶対的に私が筆記用具にこだわっていました。そのせいか、今では子供たちの方が筆記用具に詳しく、こだわりを持って使っているようです。

中学受験において、親ができることであれば最大限にサポートしたいと思ってしまうものです。いい筆記用具で受験当日の本人のパフォーマンスを少しでも上げることができたならばという親心。しかも、筆記用具はそんなにお金がかからない分、いろいろ試して本人にとってのベストなもので勉強し、受験当日を迎えて欲しいと願ってしまうのです。

消しゴムも、私がこだわって選んだ筆記用具の1つでした。実は、消しゴムを選ぶだけのために銀座の伊東屋という文房具店に足を運んだほどです。伊東屋は文房具の専門店なので、文房具の情報や商品を探すのにいいお店です。

今回は、私が文房具店の担当の店員さんにお話を聞きながら厳選して購入し、中学受験生男女1人ずつが実際に使用した経験を踏まえて「消しゴム」についてお話をさせて頂きます。たかが消しゴムと思われるかもしれませんが、消しゴムは1つ1つかなり特徴があり、比べてみるとかなり違いを実感できるものです。自分にとっての1番の消しゴムを見つけて下さい。

後半には、消しゴムに関わる受験当日を迎える準備段階からの注意事項についてお話させて頂きますので、ご参考にして下さい。

消しゴムを選ぶ時のポイント

キレイに消せる

消しゴムの最大の役割が、キレイに消せることです。間違った答えを記入した答案をきれい消してから、正しい答えを記入することが大切です。消し残しがあるまま記入した漢字のテスト程悲しいものはないですよね。せっかく正しい答えが分かったのに、消し残しの点や線のせいで誤答とされてしまうのは避けたいです。

一言でキレイに消すと言っても、判断の要因になる部分が個人により異なるため一概には言えません。鉛筆かシャーペンか、芯の濃さは2BかBかHBか、筆圧が強いか弱いか等、判断する基準に大きく関わってきます。けれども、中学受験生に対してオススメの消しゴムという点においては、ほぼ同じところに収まるはずです。過去記事でシャーペンについてお話させて頂きましたが、模試での条件や入試当日の条件等を含め、使用の快適さを加味すると、シャーペンで芯の濃さが「B」を使用することがオススメであることが分かります。シャーペンについての詳細は、過去記事にてご確認下さい。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

折れにくい

入試当日は通常以上に力が入ってしまうものです。通常の勉強やテストの時に折れてしまうような消しゴムでは、当日に頼ることはできません。消しゴムが折れてしまえば、焦るだけでなく、消しゴムとしての機能も果たせません。しっかりと形を保っていることで、キレイに消すことができるのです。
折れにくさは各社工夫をしているところだとは思いますが、ケースの形状の工夫がなされたり、消しゴム自体が折れにくい作りであったりと様々のようです。弾力がありすぎても折れやすくなるでしょうし、硬くても折れてしまうでしょうし、恐らく消しゴムを使う人の力加減とも関係がありそうなので、自分にとっての折れない消しゴムを探すことも大切だとは思います。

消しカスの形状

消しゴムを使用すると必ず出る消しカス。消しゴムにより、その形状は異なり、大きめのまとまりになるものや、細かい状態のものなど様々です。

消しゴムを使用した後のカスは、勉強する際も、テストの時も、うまく対処しないといけないものではあります。勉強の時には、勉強後の掃除のことも考えると、「まとまるくん」等の消しカスがまとまってくれるものや、クツワの「磁ケシ」の砂鉄入りの消しゴムなので付属の磁石で集められるなど、消しカスにフォーカスした消しゴムも発売されているので、便利かもしれません。(「ご参考にして頂きたい商品」にてご紹介しております。)

ただし、私個人的には、消しカスの形状は選ぶ際のポイントにはなりますが、「消せる」「折れない」等よりは優先順位は下がるのではないかと考えています。

持ちやすい

消しゴムの形状はほぼ同じです。使っていけば小さくなり、形も変わっていくものです。ただ、同じ商品でも小さいものと、小さいものの2倍以上ある大きさのものが同時に発売されていることは多々あります。

手の大きさや、消す字の大きさにもよるとは思いますが、中学受験当日の受験生の手の大きさにしっくりとくるものは、一番小さいサイズでなく、ある程度の大きさが必要だと思われます。

オススメの消しゴム

中学受験当日は、鉛筆も控えとして数本持参しましたが、主に使用するのはシャーペンで芯の濃さ「B」でした。その際に相性がいいがいい消しゴムが受験当日のお供となり、今でも使用しています。その後、1人は「HB」を使用するようになりましたが、消しゴムのお気に入りの変更はありません。

また、受験前から、持参する鉛筆の確認や各種シャーペンを選ぶ際にも消しゴムを使用しておりましたので、これからオススメする消しゴムは多くの方に支持いただけるのではないかと思われます。

アーチ消しゴムM

消しゴムと言ったら、何が1番オススメかと問われたならば、このサクラクレパスの「アーチ(Arch)」とお答えするでしょう。

我が家の1人目の受験生の時に、いいと言われたり、思ったりした消しゴムを全て使い、この消しゴムに辿り着いてからは、2人目も通して今に至るまで、「アーチ」が1番手の消しゴムとして筆箱に常備されております。

消す力も軽く、キレイに消すことができることは絶対で、何よりも折れない!そして、消しカスも気にならないとのことです。

19mm×45mmの大きさもありますが、今回ご紹介したいのは23mm×59mmの大きい方です。我が家の子供たちも、絶対に大きい方が使いやすい!と話していました。我が子の手は大きくない方ですが、中学受験を直前に迎えるくらいになれば、小さいサイズより大きいサイズの方がしっくりきたようです。

ファーバーカステル イレーサー

当初、子供が1番気に入っていたようでした。ケースも色も目新しく、気分を上げて勉強に取組めるようでした。見た目以上に、キレイに消すことができる点の評価が高かったそうです。大きな消しカスはなく、ごく細かいカスというのも珍しかったようです。

ただ、使っているうちに折れてしまったことで、1軍の消しゴムにはなれませんでした。近くで購入できる消しゴムでないというのも1軍にするには二の足を踏んでしまった要因だと思います。こちらの消しゴムは、当時の銀座の「伊東屋」で担当者に紹介して頂き試したものになります。もし、折れることがなければ、まとめて購入するためにお店にまた伺ったとは思いますが、その当時の子供の消しゴムへの力の入り方では1番手の消しゴムとして選ぶことはできませんでした。

少し大きくなった今は、力の加減を間違えないでしょうし、そもそも小学生時もすぐに折れた訳でもないので、使用する価値はある消しゴムだと思います。

ステッドラー 消しゴム

「キレイに消えて、通常使っている分には問題がなかったけれど、テストのような1枚の紙に書かれた字を消す時に紙がくしゃくしゃになった。」と我が家の1人目の受験生が話し、消しゴムのメンバー入りは断念しました。

子供の話なので、物の良し悪しの判断は難しいところなのですが、子供自身が使用し、かつ、テストの答案用紙での活躍を望む消しゴムとしては、子供の意見は気になるところでした。もしかしたら、他の消しゴムより力を入れて使用するタイプだったので、子供には使用しづらかったのかもしれません。

ご参考にして頂きたい商品

ソニック 卓上掃除機

消しゴムをよく使用する小学生にとって、机の上の消しゴムのカスの処理問題は小さくはありません。そのままにしておいたら、汚れるだけでなく、明らかに、勉強の邪魔になってしまうけれども、払ってしまえばいい訳では決してないのです。でもその都度キレイに掃除をしながら勉強してくれるような貴重なお子様は多くないと思いますし、そのような几帳面なお子様の手を煩わせたくないのも親心。

そこで、我が家が出会い、リピート購入しているのが、ソニックの「卓上掃除機」です。単三の乾電池2本で動きますので、簡単で、子供も少し楽しみながらできます。我が家の、元々きれい好きな子も、あまり気にしない子も、どちらの子もこの商品が手元にあれば、机の上の消しゴムのカスはない状態でキレイな机を保っています。必須アイテムとしてオススメです。

消しカスに特化した消しゴム

消しゴムのカスが大きくまとまるタイプのかなり以前から発売されている商品です。

消しゴム本体に砂鉄が練りこまれていて、付属の磁石にくっつけて集めるタイプの新しめの商品です。

芯の濃さ別に対応している商品

最近、芯の濃さ別に対応した消しゴムをよく目にするようになりました。多くのメーカーで発売されていますので、シャーペンや鉛筆が確定されているならば、試してみてもいいかもしれません。

我が家では硬筆書写用で6Bを使用した際に、6B対応用の消しゴムを使用しました。その時は、普通の消しゴムとは全く違う使い心地と効果に驚きました。

受験当日を迎えるにあたっての注意事項(消しゴム編)

消しゴムの状態を確認する

かなり使用した小さくなってしまった消しゴムは試験当日は家でお留守番してもらいましょう。

頭が黒くなってしまっているとか、ペンの色がついている場合は、ケシケシして、キレイにしてあげましょう。

消しゴムのお布団(カバー)をはがす

消しゴムについているカバーは試験当日ははがしていくのが基本です。と、信頼している塾の先生から以前教わりました。我が家では受験生2人とも同じように、消しゴムをカバーなしで持参しました。

消しゴムはカバーをしていると使用する際に上下を気にしないといけないけれども、消したい時はどんな状態でもすぐに消せる状態にしておいた方が時間節約になるというものです。確かに、受験日当日の消しゴムを使うタイミングで想像できるのは、終了時間ギリギリに判明する誤答を正そうとする焦る感じ。消しゴムにお布団かけて寝かせていてどうする?とのことでした。消しゴムにもフルに働いてもらうのが、試験当日とのことです。

予備の消しゴムも持参

消しゴムだって、当日何があるか分かりません。また、試験時間中に飛んで行ってしまうことだって考えられまし、すぐに手元に戻るとは限りませ
ん。必ず、2、3個は筆箱に用意しておきましょう。試験当日の机の上には2個以上スタンバイさせておいた方が安心です。

消しゴムの予備は多めに用意

これは、前日の準備とは異なりますが、中学受験は連日になることも多いので、1日目を終えた消しゴムがどのように帰宅するのかは分かりません。翌日使える状態かは帰宅するまで分からないので、控えの選手を用意しておくことが安心だと思います。入試直前になったら、消しゴムのストックをいくつか用意しておきましょう。

まとめ

消しゴムは使用していると、その消しゴムの感覚が普通で問題ないと思われるのですが、消しゴムによりそれぞれ個性があり、自分との相性も本当はあります。

中学受験生にとって、絶対に譲れないキレイに消せることと折れないこと
を追求し、中学受験当日迄安心して使用できる消しゴムと出会って下さい。

我が家では、消しゴムを選ぶ前はトンボの「MONO」シリーズ等を愛用しておりましたが、いろいろ調べてり試したりする内に、それぞれの違いが分かり、本人にとって信頼できる「アーチ」という消しゴムに出会えたのだと思います。消しゴム1つですが、試験当日に「大丈夫」と安心を与えられるアイテムが1つ増えることはありがたいことです。



以上、
最後までお読みくださりありがとうございました。

【進学くらぶ】「週テスト」が間に合わない!どうスケジュール管理しても忙しくて時間が足りない時、どうする?

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

今回は進学くらぶ4年生に向けたスケジュール管理についてお話させて頂きたいと思います。

新学期が始まったばかりの時、小学校の行事や中学校のイベントなどが重なる2学期等、どうスケジュール管理して時間をやりくりするのか悩むこともあると思います。習い事などと両立している方は尚更のことだと思います。

中学受験1本集中組でさえスケジュール管理が大変ですのに、中学受験の勉強だけでなく、習い事との両立を図ることは、お子様への負担はさることながら、親御様の負担もかなりのものです。その上、中学受験のためとはいえ、学校説明会出席、そして文化祭への参加等、どのお子様も与えられた時間は同じため、時間の調整はかなり厳しいはずです。

習い事等と両立しているご家庭では、4年生の中学受験の勉強期間が始まる時に、両立を図ると親子で決めているはずですから、相当な覚悟をしてのことだと思います。ですので、両立している方にとっての一番乗り越えるべき大変な時期と考え、どうにか耐えて、乗り切って下さい。

進学くらぶでは、いろいろと融通が利く点も多いのですが、塾が本来担って下さる部分も親自身がしなくてはいけない大変さがあります。

そこで今回は、進学くらぶ4年生の親御様よりご質問頂いた内容からお話させて頂きます。テーマは、表題の通り、週テストの勉強が間に合わない時にどのようにしたらいいのか?というものになります。

後半には、私自身が習い事と両立する中学受験生の親として奮闘した経験やそこから得た情報についてお話させて頂きたいと思います。

進学くらぶ4年生の親御様との会話

進学くらぶの今週の「週テスト」範囲の学習が終わりません。

そういうこともありますよね。
いつも終わらないのですか?今週は特別ですか?

習い事と両立しながら進学くらぶにて勉強しているので、常々時間には追われています。
でも、今週は特に学校での泊りでの行事があり、どうやっても時間が足りません。

それはしようがないですよね。そういう時もあります。
必要以上に焦らないで大丈夫です。

でも、週テスト範囲が終らなければ、翌週に持ち越してしまい、翌週分の時間も減ってしまうので、どうすればいいか分かりません。

今週分は今週で一旦区切ったスケジュール管理で学習することをお勧めします。

え!
終らないですけど。。

いつもと同じようにやろうとするから、終わらないのです。
ここは、親の腕の見せ所です。

通常の完璧学習を目指さず、最低限の学習に絞ります。
科目ごとの最低限とは、
理科・社会は覚えることとその確認、
国語は漢字やことばの知識部分の暗記項目、
算数は単元の理解と基本問題が難なく解けるレベルまでの学習です。

残りは、組分けテスト週に、手厚く復習すればキャッチアップできます。
教科別には、
理科・社会の演習問題を実施し、対応力強化、
算数の演習問題
が組分けテスト週に追加されることになります。

その分、同じ組分け週の、時間が足りなくなる週以外の学習は通常以上に完璧に行っていることが望ましいです。
組分け週のスケジュール管理で、学習達成レベルが高い週の学習はサラッと復習するにとどめ、最低限の学習のみの週分は手厚くしたいからです。

簡単なことではないですけど、やりくりする方法が見つかったので、頑張って試してみます!

進学くらぶ「週テスト」の勉強が終らない時のポイント

薄い勉強でも構わないので全範囲の学習をする

学習スケジュールはびっしり詰まっています。今週の学習を翌週に持ちこして対応することはほぼ不可能です。その週の勉強はその週にしないといけません。もし、時間があまったら戻って学習するようなイメージでいた方がいいです。

ただ、学習しない部分を残しておいた状態は避けねばなりません。中学受験の勉強は何度か復習するカリキュラムにより知識の定着を図られています。ですので、どんなに薄く学習しても1回目の学習は必要なのです。全く初めましての学習と、やったことがある!と思えるのでは全く異なります。

基本的には、週テストで学習、組分けテスト前に1回目の復習。そして、長期休暇の講習で2回目の復習。次からは学年が上がった際の更に広く深く学ぶ時にサラッと復習。そして、直前期にはテストや学習で何度も何度も復習が繰り返されるイメージです。

入試直前期の模試を受ける段階で知識がある程度定着していれば、成績もよく出て自信をもって受験当日を迎えることができるでしょうし、その際に知識がなくとも、周囲以上の努力を積めば当日迄に必要な知識量に達することができるといったことだと思います。最後までハラハラするよりは、事前に学習して模試に望めた方がいいですよね。しかも、実力が大体把握できていた方が、受験校や受験スケジュールなどの戦略も立てやすくなります。何よりも、本人の自信が異なります!

このように復習を繰り返しながら入試本番を迎えていく学習方法なので、1回目の学習として設けられている時期にしっかり1回目の学習を行うことが必要なのです。1回目の学習が完璧でなくても完璧でも、復習の時には忘れているものなので、復習の際に手間がかかるか否かの違いです。1回目の復習がまたできなければ、2回目の復習の時に手厚くする必要が出るのです。この点は、お子様も理解していた方が、勉強へのやる気が異なると思います。1つの単元から逃げることは絶対にできないのです。やらなければ、やらないだけ、あとで大変になることが分かっていれば、やらねばならぬと思えるはずです。

やる気がないお子様がいるとやきもきしている親御様もいらっしゃいますが、「今の自分がやらなければ、将来の自分を苦しめている」ということに気づかせてあげられるかがポイントになります。

教科毎に優先順位を見極める

教科により、その週の重要度合いは異なることがありますので、その都度学習内容と状況を加味して、親御様の判断の下スケジュール管理することが望ましいです。

国語であれば、絶対的に学習しないとできない言葉や漢字は外せないでしょう。理科・社会は、暗記部分に関しては知識を習得することは必須になりますし、知識が身についているか確認する作業も必要です。特に理科では、2週連続同じ単元の場合は1週目ができないと翌週の問題に歯が立たないかもしれません。算数は、どんな時にも学習を怠ることはできないはずです。ですが、単元の理解と基礎問題をしっかり解けるようになる最低限の学習をして週テストを受けられるようなレベルであれば、組分けテスト迄にキャッチアップできるはずです。通常は基礎問題ができるようになった時に、演習問題に対応できるかの確認をしながら取組み、知識を補充していく学習が必要ですが、演習問題を取組んでいなかったからといって、難問が解けない訳ではなく、どんな難問も基礎問題が解ける上でのプラスαという位置づけです。

組分けテスト迄の期間で知識を補充していけばキャッチアップできるだろうと思われる部分の学習の優先順位を下げてスケジュールをたてることが必要になります。小学4年生ではその判断は難しいと思われますので、親御様の出番になります。

翌週には翌週の範囲の学習をする

時間があろうがなかろうが、翌週には翌週にやるだけのカリキュラムが組まれています。1週間に学ぶべきことはたくさんあり、学習できる時間も限られています。まずは、その週に与えられている課題をしっかりこなすことが必要なので、前の週の学習は翌週には持ち越さないということが必要です。

その週にやるべき事の達成度合いを高めることが組分けテスト前の学習をする際のスケジュール管理がしやすくなるはずです。

組分けテスト週に手薄な学習範囲を重点的に行うスケジュールを作成

組分けテストの学習週には、手薄になってしまった週の学習の時間を通常より多く配分し、手厚く復習できるようにしましょう。

薄くても、一通りの基礎学習をしているので、知識のサラッと復習したら、本来なら週テスト前に行う演習問題を中心に組分けテスト対策を実施します。

組分けテスト期間の時間のない週以外は完璧に近づける学習をする

組分けテスト勉強週に、手薄になってしまった週の学習を重点的に行うためにも、それ以外の週分の学習到達度を高めていきましょう。組分けテスト前の学習期間に軽く見直すだけでよくなるはずです。

自己の経験から

私自身も、2人の子供の習い事との両立をしながらの中学受験を経験しておりますので、スケジュール管理の大変さは重々承知しております。

入塾させる迄はかなり大変でした。2人目の時は、まだ1人目で得たやり方をしっかりと行うことに徹しましたが、1人目の時は、「これが合格へ続くのか?」という疑問を常に持ちながら、ただひたすらに頑張っていました。

1人目の時の話

進学くらぶを始めた頃は、学習方法や合格への道筋など、手探りで1人で戦っている状態でした。

何かヒントはないかと、多くの本や経験談、塾の説明会や中学校の説明会等に足を運びながら、なんとか習い事で成果を上げられるようサポートしながら、本格的に受験勉強しているお子様たちへいつか合流できるよう、進学くらぶを使用しての学習にてスケジュール管理をしておりました。習い事の特性上、塾に通いながらは難しいと感じておりましたし、実際に3年生の時に入塾のための説明会等で各塾の先生方とお話しても好意的な方は見受けられず、いつかは入塾したいという希望はあるものの、受入れ先を探せず月日が経過していた状態でした。同時に習い事において可能な限り長く戦わせてあげたい気持ちも強かったのです。

偶然、公開模試(全国統一小学生テスト)の答案返却の面接時に出会うことができた塾の先生とお話をして、その当時のカリキュラム上合格するための入塾のデッドラインが5年生の秋だと分かりました。

5年生の秋というデッドラインは、志望校の合格前提の話をしておりましたので、個人によるところもありますが、カリキュラム上の無理のない範囲でのデッドラインです。要は、四谷大塚のカリキュラムに則る早稲田アカデミーの算数は、その当時5年の2学期から「比」の学習が始まり、その後、その前までに学習した範囲を「比」を使用しながらの総復習のような学習が始まるとのことでした。その点が一番大きいところです。中学受験は算数が肝になるからです。

私がその塾の先生から言われていたことは、もし5年の秋前に成績が落ちるようなことがあれば即入塾という条件でした。そして、入塾までの全国統一小学生テストのタイミングで成績動向はお話することとなっていました。入塾までは完全に私の責任であると自負して、かなり自分を追い込んで取り組んでいました。ですので、入塾した際は、ちょっとした解放感すら味わえる程でした。入塾した時からは完全本気モードになるので、やるべきことをやり遂げる大変さはありましたが、成功の道筋を示して頂けることで、必要以上の焦りや不安を感じることがなくなり、ありがたかったです。

2人目の時の話

2人目の子供は、1人目を見ていましたし、同じ習い事もしておりましたので、上の子と同じようにすることが当たり前のようでしたので、進学くらぶと習い事の両立をし、5年生の秋入塾という方向で変更はありませんでした。

1人目の時の経験がありましたので、やるべきことが分かっていたことは大きく、1人目のような手探りの不安による苦労は少なかったです。何かあった時に相談できる塾の先生がいらしたことも大きかったと思います。ただ、2人目の際は同じ塾の先生にお世話になることはできなかったのですが、入塾後の塾の先生にも合格へ導いて頂きました。

入塾前に出会う塾関係の方からは、1人目の合格は特別なことで、個人によるところが大きいので、2人目も同じように合格できるとは思わないようにと言われていました。それでも、本人の習い事への希望を尊重して同じ道で合格させてあげたい気持ちで必死にサポートした記憶があります。
入塾前に成績が下がることもなかったので、5年の秋から入塾いたしました。そして、しっかり合格できていますので、私が行っていた方法は個人に起因する特別なものではないと確信しましたので、同じ境遇で悩む方々にお伝えして参考になればと思っております。

中学受験終了組として思うこと

恐らく、今回のテーマが必要になる方は、1人でお子様のために一生懸命戦っている方だと思われます。何かヒントがないか、いい方法がないかと、必死に活動しているはずです。本当にお疲れさまです。私もそういう時期があったからこそ、懐かしくもありますが、その努力の先には嬉しいことが待っていると伝えしたくもあります。

志望校に合格するということだけでなく、親子共に必死に頑張ったからこその達成感と充実感は感動的です。早稲田アカデミーでお話されたことですが、「志望校の合格発表を見た時に残念な結果の場合でも、照れ笑いをするような頑張りでは成長しない。本気で頑張ったからこそ涙が出るほど悔しいはずである」と。そのくらい本気で頑張ったことは、結果がどうであれ、その後の長い人生の中で絶対にプラスになる!とのことでした。その話を勉強時期に聞いてましたので、(その当時のキャッチフレーズ)「本気で頑張る子を応援する!」早稲田アカデミーで、本気で親子共に受験勉強に向き合いました。

私もそうしましたが、多くの人のお話を聞くことをお勧めします。塾の説明会、中学校の説明会等、たくさんのお話を伺っていると、ヒントが得られたり、活路が見いだせたり、少なくとも1人で考えるよりも前進します。

まとめ

「週テスト」の勉強が間に合わないという不安や焦りはよくあることです。常時間に合わないのであれば、根本的な学習内容とスケジュール管理の見直しが必要になるとは思いますが、突発的な要因で時間が減ってしまった時にはちょっとした工夫で対応できます。

週テストの1回目の学習期間と組分けテスト週の復習期間をセットにして考えて、時間を調整してスケジュール管理することが有効です。

忙しくて通常通りの学習ができていなくても、薄くても学習を一通り行い、必ず週テスト受験迄こぎつけることが大切です。通常の学習レベルではなく、基礎的な知識習得と基礎問題への対応のみ行い、演習問題への対応力強化等は組分けテスト前の復習段階で身につけていけばキャッチアップできます。

小学校の行事や中学校のイベント等、いろいろな要因により勉強時間が少なくなってしまうことは多々あります。その際に、大人のスケジュール管理により調整することで、乗り越えていけるはずです。


以上、
最後までお読みくださりありがとうございました。

【進学くらぶ4年生】「下第12回週」の勉強の進め方と必要なこと

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

寒い季節になってまいりました。この寒さを感じるようになると、受験当日が近づいてきたことを肌で感じてしまうので、なんとなく気持ちがザワザワしてきてしまいます。以前、日没が早くなってきた頃の感覚に続き、受験当日に近づくことへの気づきポイント2段階目のようです。

4年生であっても、夏休みが明けてから全10週分の学習範囲の公開組分けテストを2回終えているので、現状の状態が大体把握できたてしまうため、満足されている方は少数派で、今後に対する不安や焦り等も出てくる頃ではないでしょうか。ただ、6年生の今頃は本当に大変な時期なのです。まだ、どうにかなる時期であると同時に、どうにかなってしまう時期でもあるので、どんな状況でも頑張り続けないといけないという過酷な寒い季節なのです。中学校の文化祭もほぼ終わり、入試説明会も落ち着きを見せ、目標が明確になり、いよいよ自分の成績だけと向き合っていかなければならなくなる時期なのです。

6年生に比べたら、4年生はまだまだ時間があります。やるべきことを正しく判断して一生懸命取り組むことが、自分の目標へ近づく最短ルートになるのだと思います。

では、2023年11月20日現在の進学くらぶ4年生受講者が考えることややるべきことについてお話させていただきます。

進学くらぶ【4年下第12回】

【記入日:2023年11月20日】

算数:一方にそろえて解く問題
国語:物語・小説(14)人物像と主題 接続関係②<順接>2 ことわざ①
理科:いろいろな気体
社会:畑でつくられるもの~日本の農業(2)

「下第12回週テスト」のための勉強

chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

社会の「日本の農業」シリーズの2週目「畑でつくられるもの」

先週からに引き続き、地理のテーマとしての切り口である農業シリーズ2週目です。今週は、「畑でつくられるもの」です。中学入試でよく目にする内容になります。

地理の地形や気候に関連したテーマになりますので、今まで別々に学習した事柄を体系化することが必要です。過去の学習を忘れがちな場合は1つずつ復習しながら、しっかりと学習したいものです。

理科は「いろいろな気体」

まずは気体ごとに1つ1つ正確に覚えていくことが必要になります。覚えていないと問題演習をしても全く意味がない単元ですので、確実に学習しておきましょう。

気体の性質や作り方など、実験も含めて気体ごとにまとめる等、自分なりの暗記しやすい方法をみつけて記憶できるよう努めて下さい。覚えてしまえば、実は簡単な分野なのですが、混乱してしまうところでもあります。暗記した後に、知識の正しい定着を図るために演習問題に取組みましょう。

下第11回週テストの4教科の復習

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「第8回公開組分けテスト」のためのスケジュール管理をしよう!

中学校のイベントごともほとんど終わる頃だと思いますが、年末に近づいてきて忙しさは増してしまうことでしょう。冬期講習についても考えないといけない頃だとは思います。ただ、第8回公開組分けテストの準備は着実に行うためにも、しっかりとしたスケジュール管理をしていきましょう。

予定の確認をする

第8回公開組分けテスト迄のスケジュールを確認しましょう。

以前お話したことがありますが、組分けテスト期間が一覧としてカレンダー形式の予定表を作成することをお勧めします。テスト当日がカレンダーの最終日で構いません。

そのカレンダーに予定を書き込みましょう。
同時に、中学受験の勉強にあてられる時間を1日ごとに記載しておくと便利です

組分けテスト前に学習したい項目をピックアップする

週テスト毎のやりたいこと、組分けテスト前にやりたいことは、大まかに言ってしまえば、毎回同じはずです。ただし、単元により詳細の内容は異なりますし、週テスト前に時間が足りない週があれば、そのために組分けテスト前の復習する期間のやるべきことが追加されるはずです。

週テスト前にやることと組分けテスト前にやることをピックアップして一覧を作成してみましょう。そして、同時にそれらにどれくらいの時間が必要か確認しておきましょう。

限られた時間にできることを調整する

カレンダーに書き込んだ、1日に中学受験の勉強をできる時間の合計とやるべきことにかかる必要な時間を比べて、やるべきことの調整をします。
時間を増やすことはかなり難しいことですので、限られた時間を最大限に活用して効果の出る学習を目指しましょう。

まとめ

進学くらぶ4年生下第12回週テスト前勉強について必要なことについてお話させて頂きました。まずは第11回週テストの復習をしましょう。算数の学習はいつもながら大切で、しっかり理解したい単元ですが、社会も理科も暗記しないとお話にならない単元ですので、1つ1つ確認しながら着実に学習していきましょう。


以上、
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

【中学受験】ずっと頼れるオススメのシャーペン! 入試当日の注意時項(シャーペンと鉛筆編)

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

今回は、受験当日に共に戦うシャーペンを選ぶポイントとオススメについてお話させて頂きます。

シャーペンは受験当日だけを考えるのではなく、受験勉強期においてもベストパートナーでなくてはなりません。各メーカーから形・重さ・機能を考えられ、多数販売されています。現在では自動芯出し機能が付いているシャーペンも多く販売されています。

自分にとってベストなシャーペンを探すポイントについてお話させて頂きますので、これは!と思うものがあれば試してみて、最終的に決めていくのがいいかと思います。ぜひ、早い段階で、自分にとってのベストなシャーペンを見つけ、受験当日まで共に戦って下さい。

後半に、受験前日の準備も含めたシャーペンや鉛筆の注意点についてもお話させて頂いておりますので、ご参考にして下さい。

必須アイテムとしての「腕時計」「通塾カバンとしてのリュック」についても過去記事にてお話させて頂いておりますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
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シャーペンに求めること

今まで鉛筆を愛用していた小学生にとって、シャーペンを使うことは、潜在的な憧れ意識もあるため、すんなりいくことも多いですが、実は使い心地においてしっくりこない場合も多々あります。

鉛筆にも良さがあり、筆圧が強くても芯が折れない点や芯を削ればすぐに復活して故障が少なく、筆圧が弱くてもしっかり書ける点等です。けれども、受験勉強やテスト受験においては、芯を削らずに使えることや何本も用意しなくていい等、シャーペンが適している点が多くあります。究極は、ノック等もしなくてもテスト中ずっと集中して問題なく書き続けられるというシャーペンの出現です。

要は、中学受験においては、鉛筆の欠点を補いつつ、鉛筆のメリットとなる点において劣ることのないシャーペンが望ましいのです。

シャーペンを選ぶポイント

芯の太さ

やっぱり0.5mm
細かい文字も繊細に書くことができる0.3mmや鉛筆のような書き味の0.7mmを愛用されている方もいらっしゃいます。個人の書く時の特徴にもよりますが、一般的には、細いと緊張している時には折れやすく、太いと解答用紙に長文で細かく書かないといけない時や漢字の書き取り問題で不都合があります。

国語のテストの記述問題では大きな枠の中に多くの字を書かないといけない場合もあります。その際は、字がつぶれることなく、キレイにはっきりと見える必要があります。また、漢字の書き取り問題では、字が線などでつぶれることなく正確に見せる必要があるからです。

芯の濃さ

「B」がオススメです。

芯の濃さは使う人の筆圧や用途により変わるので一概には言えない部分もあります。

個人の筆圧が弱いと「HB」では字が薄くなってしまう可能性があるため「B」や「2B」が選ばれると思います。また、お使いになるシャーペンとの相性により、芯の濃さの適正は変わります。

中学受験限定で考えた場合も、受験当日と受験勉強期間を考慮しないといけません。できれば受験当日迄、芯の濃さは1つに統一して使用したいものです。

受験校によっては「B」または「2B」等の指定があったり、「HB」より柔らかい芯が指定されていたりします。芯が柔らかいとは「HB」より「B」、「B」より「2B」という意味です。

受験勉強期間のテスト受験においても、例えば四谷大塚開始のテストでは、筆圧の強弱ではなく、芯の濃さにより機械判定の可否が左右するため、「B」または「2B」を使用するように指示されます。

「2B」だと濃過ぎると感じたり、柔らかい芯で太く感じたり、文字がつぶれてしまう可能性があります。また、娘もそうでしたが、筆圧の弱い方は「HB」ではオンライン採点等の読み取りでしっかりと全てを正確に読み取ってもらえない可能性があります。

以上、模試での要綱に合致し、自動採点に確実に読み取りされ、中学受験の募集要項内の条件にもほぼ合致し、使い勝手の良さから芯の濃さは「B」が最適という結論に達しました。

中学生以上になると芯の濃さは「HB」が主流になってきますが、中学受験当日までは不具合がなければ「B」を使用し続けることがいいようです。実際に、我が家の息子は元々筆圧も強かったので現在ではHBを使用していますが、中学受験時は「B」で問題ありませんでした。娘はいまだに「B」を愛用しております。

芯の折れにくさ

芯の折れにくさは、各メーカーそれぞれが工夫がされていますので、その方法は各メーカー異なります。

芯を折れにくくするために施した作りが、自分がシャーペンを使用する仕方と相性が良いかどうかを確認してみることが必要です。

「デルガード」という人気のシャーペンも折れにくさを追求した作りとなっているので魅力的ですが、シャーペンを持つ角度により相性が分かれるのだと思います。我が家の息子は、「デルガード」の芯を折れにくくするための工夫である、芯をガードするパイプがこすれ、引っ掛かることが気になるため相性が合わなかったようです。

参考として、文字を書く時に引っ掛かる作りとなっているものには「オレンズ」もあります。特に、「オレンズ ネロ」はパイプの引っ掛かかりを使用して芯を自動で出すタイプのため(すごく簡単に、詳細は省いてしまいましたが)、シャーペンを持つ角度により相性が悪いようで、その点が気になる方は難しいと思います。やはり、その点で我が家の息子とは相性が悪かったようです。

このように、芯の折れにくさは、ある程度のシャーペンであれば必ず考えられている要素だと思われますので、芯の折れにくさの工夫の仕方が自分の文字の書き方を邪魔しないかの判断が必要になります。

芯の出し方

中学受験で使用するシャーペンの選択肢としては、芯の出し方は、大体3通りあります。主流のノック式、「ドクターグリップ」に代表される振り出し式、そして、最近流行りの自動式。回転式等もありますが、中学受験の選択肢には上がらないでしょう。

ノック式は普通です。そのシャーペンが好みであればノック式でも構わないでしょう。

「ドクターグリップ」はノックをしない分、簡単にシャーペンの芯を出せるので答案作成時にシャーペンの芯出しを苦にせずできると思います。ただ、息子曰く、共学受験時には使いづらいので他のシャーペンも準備しておいたのこと。というのも、フリフリしている時に音が鳴るのが、男子校では皆やっているから気にしないけれども、共学校では女子の目があり、うるさいとクレームが出るのではないかと思っていたとのことです。ですが、娘もフリフリしていたので、程度の問題ではないかと思われます。要は、男女関係なく、当日の心配のタネになる可能性はあるということだと思います。

自動式は、各メーカーから発売されていますが、お値段もしっかりしたものが多く、発売したばかりですと入手困難であったり、高額販売されていたりもします。

芯の折れにくさのお話と重複してしまいますが、自動式の各メーカーの作りの違いが文字の書き方を邪魔しないかが判断ポイントとなります。受験期に、芯を出す手間がないことは答案作成時にアドバンテージを得ているようなものなので、是非使用してみたいシャーペンではありますし、用意してあげたいのも親心。お子様と相性があえば最高の武器になりますが、相性が合わない場合は無理強いはしない方がいいです。

我が家も実際に自動式の高価なシャーペンを購入しましたが、娘と息子では使用感が異なってようで、息子は使用を控え、娘にとっても一番手のシャーペンにはなりませんでした。その後他メーカーからの発売されているので、いろいろと試してみる価値はありそうです。

グリップの形状と太さ、そして重心と重さ

これは、全て個人の好みによるところだと思います。

一般的には、ある程度の重さで低重心だと書きやすいというのもあります。重さや重心においては、好みとは別に、どのようなテストを受験するかも判断材料になってくるはずです。

記述が多かったり、算数でひたすら計算をしなければいけない問題があるなど、とにかくたくさん書かなければならない場合は軽いシャーペンが
好まれたりします。ステッドラー シャーペン 92515」が開成中学受験者に好まれているのは、算数の難問を解くために必要なのかもしれません。

グリップに滑り止めがあったり、カーブが指にフィットしたり、形状面においても好みで分かれるところです。

筆圧にも関わりますが、力があるかどうかも判断する大事な要素になります。娘は力が弱いので、重いシャーペンは苦手でしたが、軽すぎると筆圧が更に弱くなるため、適度な重さだけれども重さを感じずに使用でき、あとは芯の濃さにゆだねるといった感じでした。

実際に購入して使用してみたオススメのシャーペン

私自身がシャーペンの選ぶポイントを確認しながら、シャーペンに求めることを吟味して購入したものと、子供からの欲しい!という要望により購入したものがあります。

我が家の子供男女1人ずつが実際に中学受験期に試しながら、そして中学受験を終えた今でも使い続けるオススメシャーペンをご紹介いたします。

娘息子共通の中学受験愛用「ドクターグリップ」

中学受験期も、合格後もずっと愛用している「ドクターグリップ」。

私自身が学生だった頃にも発売されていましたので、かなりの人気の長さですね。ですので、親御様自身も使用した経験があるのではないでしょうか。

先程お話させて頂きましたが、フリフリする時の音の問題を気になさらないならば第1候補としていいと思います。ドクターグリップの中でも種類がありますので、ご自分の好みにより適したものと出会えるかもしれません。

ただ、我が家もそうしておりましたが、受験当日に用意する全てのシャーペンをドクターグリップにはせず、他の芯出し方式のノック式や自動式をご用意されておくことをお勧めします。「うるさい」と言われてしまった時に、静かに使い続けるのはストレスを感じてしまいますよね。

娘の中学受験愛用「オレンズ ネロ 0.5mm」

その当時は、芯が折れないオレンズかつ自動式の芯出し方式で、「これだ!」と思い、私の希望で購入しました。

芯出しのためのパイプがこすれる感じが、力の弱い娘には少し気になるようでした。その点が気にならない方にはかなりいいシャーペンだと思います。娘の1番手のシャーペンにはなりませんでしたが、中学受験当日の筆箱にメンバー入りはしていました。

オレンズの芯を折らないパイプ自体が気になる息子には避けられました。

息子の中学受験愛用「クルトガ」の滑り止めあり、低重心タイプ

クルトガと分類されていても、種類はたくさんあります。息子は、このタイプが好きだったようで、滑り止めがあり、低重心で使いやすいとのことでした。

普通のクルトガはこのタイプと形も違い、軽いため使いづらかったそうです。

字が上手でないならば特にクルトガがオススメと息子は話しており、解答用紙の枠の中にキレイに字をおさめて書く必要があるので、芯が常にとがる状態のクルトガは書いた文字が太らないので、助かるとのことでした。

受験後に追加された息子愛用「ステッドラーシャーペン22535」

現在愛用中。受験中には使用していませんでしたが、受験後に存在に気づき圧倒的にオススメだということでご紹介いたします。とにかく書きやすいとのことです。
適度な重さとグリップの滑り止めが気に入っているとのことでした。



92515は開成中学受験生に人気とのこと。
 22535に比べ軽いのが特徴です。

先程もお話しましたが、複雑な難問を解くためにひたすら書かなくてはいけない開成中学の算数の問題のために、軽くてスラスラ書けるという人気のシャーペンだそうです。

息子が今欲しい「クルトガ ダイブ」

精密にくっきりと、滑らかな書き心地が持続。クルトガエンジンを搭載し、書くたびに芯が少しずつ回転することで、「いつも尖った状態をキープ。」途切れない芯の繰り出しはオートマチック。更にパイプを引きずらないので筆感を損なわない。
と謳われている商品ですが、本当にその通りの商品なのだそうです。パイプを引きずらない方式というのがオレンズと異なる点です。自動式の芯出しは、パイプの引っ掛かりを使用したものでなく、画数で調整しているとのことです。

現時点で、定価が税込みで¥5,500ですので、少しお値段がしますが、品薄で入手も難しい状態ではあります。転売等もあり価格高騰もしているので購入の際は気を付けて下さい。

中学受験の当日に注意すべきこと

受験校の募集要項で記載されている条件に合致しているか

募集要項には持ち物について詳細に指定されていることも少なくありません。以前はシャーペン不可という学校もあったようなので、受験校全てにおいてシャーペンが認められているかから確認しました。幸いなことに我が家の子供たちが受験した学校は全てシャーペンが認められていました。

シャーペンの種類を規定している学校は少ないとは思いますが、文字が書かれているものは不可とされている学校も少なくはありません。鉛筆でよくある「必勝」や俳句や人名や応援メッセージとかが該当してくるはずです。

上の子が通塾していた頃、塾の先生に、以前カンニングが多発していたタイプのシャーペンは不可としている学校があったので、「ドクターグリップ」は避けましょうと指導されたことはあります。ただ、我が家はそのような学校に出会うことはなく、志望校での売店で販売されていることなども見ていたので、使用しておりました。ただ、他の種類も併用することで、万が一の場合には備えていました。

受験前日にシャーペンの芯を入れ替える

我が家は、上の子が塾で指導されて徹底していたようで、下の子も同様に実施しておりました。

受験前日の夜の準備の際、使用中のシャーペンの芯を抜き、新しいシャーペンの芯を2本入れ、1本を書ける状態にするという儀式を行っていました。持ち込むシャーペン全てです。そして、連日であってもです。

シャーペンに芯が入っていたとしても、1本目が終わり2本目に移る際はテスト中においては手間ですし、その少しの時間も惜しいです。何より焦りが出ます。その回避ができるならば、シャーペンの芯を新しいのにしておくことは小さなことです。長くてもったいない場合は、ケースにとっておいたり、持参しないシャーペンに入れておきましょう。

予備の準備もしておく

シャーペンも絶対的な1軍だけでなく、予備のものも持参しておきましょう。シャーペンが飛んで行ってしまうこともあるでしょうし、壊れることもあるかもしれません。どんな時にでも対応できることが必要です。

鉛筆も持参すると安心です

我が家は鉛筆も吟味しつつ準備しておきました。(鉛筆のポイントについては後日お話させて頂きます。)

受験当日に数本鉛筆を持参しましたが、ほぼ使用していないでしょう。何かあった時に対応するために持参する程度です。シャーペンが緊張のあまり力が入りすぎて全て壊れてしまったとか、シャーペンの芯を折り続けてしまったとか、そんなトラブル時の対応策です。

数本持っていく鉛筆は、輪ゴムで束ねて持参します。なぜ輪ゴムかともうしますと、机の上に出しておく鉛筆が転がっていかないようにです。通常は、机の端の置物で終わるはずの鉛筆だと思われますので。

ご参考

シャーペンの補助として入試当日も持参したい鉛筆のご紹介をしております。オススメの鉛筆や入試当日の注意事項も含めてお話しておりますので、ご参考にして下さい。
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シャーペンや鉛筆とは切っても切れない関係の消しゴムについて、選ぶポイントやオススメの商品についてお話しております。また、関連したオススメの品や消しゴムの試験当日に注意すべき点についてもお話しております。
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中学受験生にとっての相棒ともいえる「通塾バッグ」について、経験エピソードをお話させて頂きながら、選ぶポイントとオススメのノースフェイスのボックス型リュックについてお話させて頂いております。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

本格的な受験期前に購入して慣らしておきたい中学受験生必須アイテム「腕時計」の中学受験本番をふまえた選ぶポイントやオススメをご紹介しております。
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まとめ

中学受験当日まで使用するシャーペンについてお話させて頂きました。鉛筆の良さに劣らず、欠点を補い+αがあるシャーペンを選択しましょう。

シャーペンを選ぶポイントを確認して、中学受験当日を共に戦う候補のシャーペンが見つかったならば、実際に勉強期間中に使用してみて、芯の濃さ等も調整しましょう。芯の濃さは、模試や受験校の要綱等から考えると「B」を基本として考えるのがいいでしょう。暫くの間使用しながら、自分にベストなシャーペンを見つけて下さい。

できれば、中学受験直前ではなく、かなり前の段階から選び始めることをお勧めいたします。自分にとっての最強のシャーペンで中学受験勉強に励み、当日も共に戦って下さい。


以上、
最後までお読みくださりありがとうございました。

【進学くらぶ4年生】「下第11回週」の勉強の進め方と必要なこと

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

第7回公開組分けテスト、お疲れさまでした。

恐らく、小学校の2学期のイベントや中学校で開催される文化祭等への参加によりスケジュール管理が難しかった期間の組分けテストだったのではないでしょうか?

親子共に不安と焦りの中で、それでも組分けテスト受験までたどり着いたことは、褒めるべき事であると思います。本当にお疲れさまでした。

結果は、思いのほか助かったと思われる方が多いのではないでしょうか?多忙な状況は実はどのご家庭も同様に発生しており、ほぼ同じ条件である方も多いので、スケジュール管理をしっかり行い、最低限のことを上手に行えていれば、大きく成績が落ち込むといったことはないと思われます。ただ、組分けテスト直前に病で寝込んでいたという場合は厳しくなりますよね。中学受験本番でも、健康で受験できるかが一番気がかりなところです。受験会場まで健康で行けることが1番大切なことになりますので、そのためにサポートできることを今から考えて試していきましょう。

では、下第11回週の勉強の進め方と必要なことについてお話させて頂きます。

進学くらぶ【4年下第11回】

【記入日:2023年11月13日】

算数:角柱と円柱
国語:物語・小説(13)主題 接続関係①<順接>1 和語③
理科:月
社会:米づくり ~日本の農業(1)

「第11回週テスト」のための勉強

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社会は今週から6週間にわたって日本の農業をテーマに学びます

6週間にわたる「日本の農業」をテーマにした地理の学習が始まります。毎週農業の1テーマが完結しますが、今週は「米作り」です。

農業は、地形と気候に密接に関わってくるテーマでもありますので、よく頭の知識を整理しながら学習していくことが必要です。

受験当日のテストにも実際に作物の産地等に関連する問題は頻出します。作物の産地とその作物に適した地形と気候は、関連させて学習することが望ましいです。

理科は「月」

今週1回で「月」を学びます。「月」大切ですよね。
理解できてしまえば、大抵の問題は解けるようになりますが、理解するまでに個人差はありますが、難しいお子様もいるとは思います。

「月」は受験する学校のどこかで出てもおかしくない単元ですし、「星座」「太陽」と似たような考え方が必要なので、混同することなく、はっきりと理解する必要があります。

「月」をしっかりと理解できるよう、夜空で月を眺めて親子で話をしてみてもいいかもしれません。本日2023年11月13日は新月に近いので、月を眺めることはできないので、来週以降の組分けテスト前に何度か復習を兼ねて夜空を観察することをお勧めいたします。

第7回公開組分けテストの4教科の復習

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「第8回組分けテスト」のためのスケジュール管理をしよう!

第8回公開組分けテストは2学期最後の組分けテストになります。4年生としての組分けテストは年明けに1回しかありませんので、今回も含め4年生としての組分けテストは残り2回となります。

もうすぐ5年生になります。4年生の内に勉強スタイルと勉強へのモチベーションを作っておきたいところです。冬休みも挟みますが、残り組分けテストを利用しつつ、5年生の本格的な中学受験学習の前にぜひ学習習慣と勉強スタイルを身につけておいて下さい。

第8回組分けテスト迄の勉強時間を確認

小学校のイベントやその他予定等を確認し、第7回組分けテスト迄に本来やりたい勉強に必要な時間が確保できるか確認して下さい。もし、スケジュール作成段階で足りない場合は、省略できる勉強があるか効率化等図る必要があります。最低限の学習が確保できるように調整できれば大丈夫です。

まとめ

進学くらぶ4年生下第11回週テスト前勉強について必要なことについてお話させて頂きました。第7回公開組分けテストをしっかり復習して、第8回公開組分けテストに向けた学習を、1週1週確実にやるべきことに取組んでいきましょう。
社会の6週間にわたる農業の学習が始まり、今週は「米」です。理科は「月」の学習になります。しっかりと理解しながら知識を身につけたいところです。


以上、
最後までお読みくださり、ありがとうございました。