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進学くらぶ4年生おまとめ集
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【進学くらぶ4年生】中学受験生としての5年生の準備はこれだ!冬休みにやるべき算数の復習

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

小学校では2学期がそろそろ終わろうとしている今、まだまだ4年生だと思ってはいませんか?中学受験生にとっては、2月が新学年の始まりなので、中学受験生としての5年生はもうすぐです!

新年が明け、3学期制の新学期が始まろうとしている時、6年生の勝負の時である、中学入試本番がスタートするのです。2年後の今頃には早い入試日の学校では願書を提出している頃です。首都圏入試のスタート校として毎年多く(昨年のA日程では、1/10・11の2日間で7689人)の受験生が挑む栄東中学校の2024年入試の願書申請は12/1~始まっています。

5年生になる前にしておくべきことは多々ありますが、4年生の学習が順調にいっている程、やるべきことは少なくなります。正確に言えば、やるべきことは「理解する」「覚える」「問題を解けるようにする」といった全員同じことなので、学習到達度により、そのかかる時間が異なったり、そのためにすべきことの違いがでるといったことになります。

要は、5年生になる前にやるべきことは、4年生の学習範囲の理解や暗記を含め、問題が解けるようになることです。そんなこと分かっていると思われるかもしれません。ただ、本当の意味での理解をして欲しいところになります。そして、そのための行動をとることが肝要です。

四谷大塚や進学くらぶ、早稲田アカデミーでのカリキュラムの話にはなりますが、社会は5年生の秋頃迄地理のテーマ毎に復習しながらの学習は続きますが、理科は4年生で学習した内容の2巡目の学習になり、範囲も広くなり、より詳しい理解と学習が求められます。

算数は今までも基礎固めの学習をしており、1つの単元が理解されているとみなされた次のステップの学習が積み重ねられています。4年生での算数の学習が疎かであれば、5年生の学習が積み上がっていかないのです。

もし4年生の学習が理解されていないならば、5年生になってから、いくら時間を費やして一生懸命に勉強したとしても4年生の範囲の復習をしない限り学習効果が思うように得られなくなってしまいます。

そのような状態になることは誰も望まないですし、避けたいものです。そこで活用したいのが、今からの冬休みです。年末年始は忙しく、冬休みにはいろいろなイベントもありまが、是非、今やるべきことはきっちりこなしていきましょう。

では今回は、進学くらぶ受講生の4年生にとって、5年生になる前、特に冬休みを活用した算数の勉強についてお話させて頂きます。もちろん、進学くらぶ以外の四谷大塚早稲田アカデミー等の四谷大塚カリキュラムの方にも参考にして頂けると思います。

5年生になる前に4年生の算数を復習する必要性

実は5年生の前に必要という訳ではないのが事実。長期休暇が算数の復習をするのに絶好のタイミングなのです。

算数は常に習熟度の高い学習を目指したい教科です。1つの単元が終れば、その単元と既習単元の融合問題もできなければいけないですし、その単元を更に発展させた内容の単元を学習したりします。1つの単元は単独でできればいいのではなく、単元が全て積み重ねられていくイメージです。ですので、1つの単元でつまづいていると、その単元をふまえた関連するその後の単元を習得することは難しくなってしまいます。

ですので、できる限り早い段階で、1つ1つの単元の理解を深めておくことが必要なのです。週テスト前に初めての1回目の学習。組分けテスト前に1回目の復習をして2回目の学習。その後の長期休暇中に復習をして3回目の学習。夏休み前に習った単元についてはこの冬休みに4回目の学習と繰り返されていくものなのです。

進学くらぶも、そしてどの塾においても同じような仕組みが作られています。塾のカリキュラムとして、長期休暇ではその前の長期休暇以降に学習した範囲の復習と次回の予習が組み込まれていることが多いです。進学くらぶについてお話すると、四谷大塚のカリキュラムにそっていますので、四谷大塚のテキストを復習する内容が冬期講習に組まれています。

算数は冬期講習が必要か?

先程からお話している通り、5年生になる直前の冬休みに実施する冬期講習の目的が、冬期講習を受けることではないことは明白です。既習範囲を確実に復習することが目的なので、究極は新しいテキストも問題集も不要なのかもしれません。

でも、進学くらぶを受講していると冬期講習のテキストが配布されてしまいます。冬期講習のテキストを使用して復習をすることにしても構わないのですが、我が家は週テストと組分けテスト前に使用していた【予習シリーズ】【演習問題集】を使用して復習しました。どうしてそうしたかと、そうやったかは後述します。

ただ、配布された冬期講習のテキストをやらないという決断もできなかったため、算数については復習後の力試しとして使用しました。全くの新しい問題なので対応できるか確認できるだけでなく、復習後の学習になるので、問題を解ける力が備わっているので学習時間が短縮できました。しっかり復習できていれば、冬期講習の問題が簡単に思え、「自分はできる!」という錯覚さえ起こします。それでいいと思います。

冬休みがいいタイミング

中学受験生としては2月から新学年ですので、その前に復習をするとなると冬休みがチャンスとなります。少し弱い単元もある場合には、4年生になった上1回週から復習することをお勧めします。ある単元で躓いている時、実はそれ以前のどこかの単元の理解が薄くなってしまっていることが原因ということも考えられます。なので、復習は直近の単元からでなく、最初からがお勧めです。

4年生の復習を最初からやると考えると、途方もなく時間がかかるような気がしますが、個人の主観にもよりますが、思いのほか時間もかからず逆に驚くくらいかもしれません。復習する部分を絞って実施できますし、理解していれば問題を解く時間もかからず、解説も省略できます。

ただし、今まで学習を少しさぼり気味であった場合は苦労するとは思います。逃げることはできません。いつかやらなければ、それに伴った結果になってしまうだけです。入試で目標を達成するためには、いつ大変な思いをするかの違いです。

労力に対する効果は早ければ早い程高くなります。できるだけ早く習熟度を上げてしまった方が、テスト結果もよくなるので親子共に安心できると思いますので、この冬休みのタイミングを有効活用してみて下さい。

なぜ既習のテキストを使用するのか?

受験当日まで使用したテキストやノートは宝物です。小学6年生くらいになれば、「間違い問題ノート」を作成して、よりノートの重要性が増すとは思いますが、基本情報を得る時期の小学4年生であれば、まだテキストが欠かせないはずです。

5年生になる直前の冬休みの時期に既習テキストを使用する理由についてお話していきたいと思います。

1度間違った問題には印が付いている

既習テキストには、人それぞれ印が付いている状態だとは思います。我が家では間違った問題に印をつけて、復習した際にまた間違えると印をつけての繰り返しをしていました。(過去記事の算数の勉強法にてお話しております。)

間違った問題に印が付いている場合でも、正解した問題を消していく方式をとっていたとしても、1度間違ったことのある問題は分かるようになっているはずです。

間違った問題は、つまづきポイントだったり、弱点だったり、理解不足の可能性もあります。その問題だけをやるだけでも効果があるのです。自分の過去の頑張りの印が今の自分を成長させてくれます。

復習の時も間違った問題には更に印が付き今後の復習時に役立つ

実際に過去に間違った問題を解き直してみて、また間違った場合は、やっぱりそれだけ自分にとっては貴重な問題ということです。今度、解き直す時にはできるよう理解しましょう。そして、次回のために印をつけておくことを忘れずに!

実際の復習の仕方

間違った問題だけ解くと、今基本的なことが抜けてしまっていたらどうしよう?と不安になったりもします。ですので、実際には、基本的なことがマスターできているかは全部確認した上で、演習問題などは印のついた間違った問題のみ実施するといった方法がいいです。

まず各単元の理解度の確認

まず基本的な問題のローラー作戦を実施することが必要です。

組分けテスト週のテキストの問題を解く

組分けテスト週の【予習シリーズ】の『』を解きます。この部分が一番基本的な問題を最低限確認するのに適しています。

単元ごとの理解不足問題への取組み

組分けテスト週の【予習シリーズ】『』を一気に解いてみて、間違った問題が復習すべき問題となります。間違った問題の1つ1つを以下でお話する復習を実施し、間違った問題の数だけ繰り返すことになります。

間違った問題に対応する週テスト週の【予習シリーズ】『基本例題』を解く

組分けテスト週の【予習シリーズ】『』で間違った問題に該当する週テスト単元の『基本例題』を探します。

『基本例題』を解いて、解説を映像授業にて確認し、理解をします。ここで分からなければ、映像授業をじっくり見返すことをお勧めいたします。

余力があれば演習問題を進める

個人のレベルと許される時間によりどこまでできるか判断が必要なところですが、基本問題のローラー作戦が終れば、【予習シリーズ】【演習問題集】での過去に間違ったことのある問題を解き直したいところです。

時間も限られているはずですので、レベルごとに全体の問題を進めていくことがいいと思われます。

『類題』を自力で解く

正解が難なく出せれば、次に進んでいいサインとなります。

もし、間違えたり、理解できていないようであれば、『基本例題』が理解できていないため、理解できない原因を探す必要があります。

まとめ

中学受験生の4年生にとって、5年生になる直前である冬休みをぜひ活用したいものです。

復習するタイミングは何度か訪れますが、4年生の冬休みには算数の総復習をする絶好のチャンスです。

4年生の総復習をすることで底上げされた算数の学習能力により、5年生以降の学習効果を高めることができます。今後、復習するタイミングは何度かありますが、後ろ倒しにすればするほど、その効果も薄らぎ、その割に労力はかかるようになります。

他教科の復習するタイミングも訪れます。まずは、今回の絶好のチャンスであり、逃すとむしろ痛手を負いかねませんので、算数の総復習をしてしまいましょう。