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進学くらぶ4年生おまとめ集
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【進学くらぶ】「週テスト」が間に合わない!どうスケジュール管理しても忙しくて時間が足りない時、どうする?

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

今回は進学くらぶ4年生に向けたスケジュール管理についてお話させて頂きたいと思います。

新学期が始まったばかりの時、小学校の行事や中学校のイベントなどが重なる2学期等、どうスケジュール管理して時間をやりくりするのか悩むこともあると思います。習い事などと両立している方は尚更のことだと思います。

中学受験1本集中組でさえスケジュール管理が大変ですのに、中学受験の勉強だけでなく、習い事との両立を図ることは、お子様への負担はさることながら、親御様の負担もかなりのものです。その上、中学受験のためとはいえ、学校説明会出席、そして文化祭への参加等、どのお子様も与えられた時間は同じため、時間の調整はかなり厳しいはずです。

習い事等と両立しているご家庭では、4年生の中学受験の勉強期間が始まる時に、両立を図ると親子で決めているはずですから、相当な覚悟をしてのことだと思います。ですので、両立している方にとっての一番乗り越えるべき大変な時期と考え、どうにか耐えて、乗り切って下さい。

進学くらぶでは、いろいろと融通が利く点も多いのですが、塾が本来担って下さる部分も親自身がしなくてはいけない大変さがあります。

そこで今回は、進学くらぶ4年生の親御様よりご質問頂いた内容からお話させて頂きます。テーマは、表題の通り、週テストの勉強が間に合わない時にどのようにしたらいいのか?というものになります。

後半には、私自身が習い事と両立する中学受験生の親として奮闘した経験やそこから得た情報についてお話させて頂きたいと思います。

進学くらぶ4年生の親御様との会話

進学くらぶの今週の「週テスト」範囲の学習が終わりません。

そういうこともありますよね。
いつも終わらないのですか?今週は特別ですか?

習い事と両立しながら進学くらぶにて勉強しているので、常々時間には追われています。
でも、今週は特に学校での泊りでの行事があり、どうやっても時間が足りません。

それはしようがないですよね。そういう時もあります。
必要以上に焦らないで大丈夫です。

でも、週テスト範囲が終らなければ、翌週に持ち越してしまい、翌週分の時間も減ってしまうので、どうすればいいか分かりません。

今週分は今週で一旦区切ったスケジュール管理で学習することをお勧めします。

え!
終らないですけど。。

いつもと同じようにやろうとするから、終わらないのです。
ここは、親の腕の見せ所です。

通常の完璧学習を目指さず、最低限の学習に絞ります。
科目ごとの最低限とは、
理科・社会は覚えることとその確認、
国語は漢字やことばの知識部分の暗記項目、
算数は単元の理解と基本問題が難なく解けるレベルまでの学習です。

残りは、組分けテスト週に、手厚く復習すればキャッチアップできます。
教科別には、
理科・社会の演習問題を実施し、対応力強化、
算数の演習問題
が組分けテスト週に追加されることになります。

その分、同じ組分け週の、時間が足りなくなる週以外の学習は通常以上に完璧に行っていることが望ましいです。
組分け週のスケジュール管理で、学習達成レベルが高い週の学習はサラッと復習するにとどめ、最低限の学習のみの週分は手厚くしたいからです。

簡単なことではないですけど、やりくりする方法が見つかったので、頑張って試してみます!

進学くらぶ「週テスト」の勉強が終らない時のポイント

薄い勉強でも構わないので全範囲の学習をする

学習スケジュールはびっしり詰まっています。今週の学習を翌週に持ちこして対応することはほぼ不可能です。その週の勉強はその週にしないといけません。もし、時間があまったら戻って学習するようなイメージでいた方がいいです。

ただ、学習しない部分を残しておいた状態は避けねばなりません。中学受験の勉強は何度か復習するカリキュラムにより知識の定着を図られています。ですので、どんなに薄く学習しても1回目の学習は必要なのです。全く初めましての学習と、やったことがある!と思えるのでは全く異なります。

基本的には、週テストで学習、組分けテスト前に1回目の復習。そして、長期休暇の講習で2回目の復習。次からは学年が上がった際の更に広く深く学ぶ時にサラッと復習。そして、直前期にはテストや学習で何度も何度も復習が繰り返されるイメージです。

入試直前期の模試を受ける段階で知識がある程度定着していれば、成績もよく出て自信をもって受験当日を迎えることができるでしょうし、その際に知識がなくとも、周囲以上の努力を積めば当日迄に必要な知識量に達することができるといったことだと思います。最後までハラハラするよりは、事前に学習して模試に望めた方がいいですよね。しかも、実力が大体把握できていた方が、受験校や受験スケジュールなどの戦略も立てやすくなります。何よりも、本人の自信が異なります!

このように復習を繰り返しながら入試本番を迎えていく学習方法なので、1回目の学習として設けられている時期にしっかり1回目の学習を行うことが必要なのです。1回目の学習が完璧でなくても完璧でも、復習の時には忘れているものなので、復習の際に手間がかかるか否かの違いです。1回目の復習がまたできなければ、2回目の復習の時に手厚くする必要が出るのです。この点は、お子様も理解していた方が、勉強へのやる気が異なると思います。1つの単元から逃げることは絶対にできないのです。やらなければ、やらないだけ、あとで大変になることが分かっていれば、やらねばならぬと思えるはずです。

やる気がないお子様がいるとやきもきしている親御様もいらっしゃいますが、「今の自分がやらなければ、将来の自分を苦しめている」ということに気づかせてあげられるかがポイントになります。

教科毎に優先順位を見極める

教科により、その週の重要度合いは異なることがありますので、その都度学習内容と状況を加味して、親御様の判断の下スケジュール管理することが望ましいです。

国語であれば、絶対的に学習しないとできない言葉や漢字は外せないでしょう。理科・社会は、暗記部分に関しては知識を習得することは必須になりますし、知識が身についているか確認する作業も必要です。特に理科では、2週連続同じ単元の場合は1週目ができないと翌週の問題に歯が立たないかもしれません。算数は、どんな時にも学習を怠ることはできないはずです。ですが、単元の理解と基礎問題をしっかり解けるようになる最低限の学習をして週テストを受けられるようなレベルであれば、組分けテスト迄にキャッチアップできるはずです。通常は基礎問題ができるようになった時に、演習問題に対応できるかの確認をしながら取組み、知識を補充していく学習が必要ですが、演習問題を取組んでいなかったからといって、難問が解けない訳ではなく、どんな難問も基礎問題が解ける上でのプラスαという位置づけです。

組分けテスト迄の期間で知識を補充していけばキャッチアップできるだろうと思われる部分の学習の優先順位を下げてスケジュールをたてることが必要になります。小学4年生ではその判断は難しいと思われますので、親御様の出番になります。

翌週には翌週の範囲の学習をする

時間があろうがなかろうが、翌週には翌週にやるだけのカリキュラムが組まれています。1週間に学ぶべきことはたくさんあり、学習できる時間も限られています。まずは、その週に与えられている課題をしっかりこなすことが必要なので、前の週の学習は翌週には持ち越さないということが必要です。

その週にやるべき事の達成度合いを高めることが組分けテスト前の学習をする際のスケジュール管理がしやすくなるはずです。

組分けテスト週に手薄な学習範囲を重点的に行うスケジュールを作成

組分けテストの学習週には、手薄になってしまった週の学習の時間を通常より多く配分し、手厚く復習できるようにしましょう。

薄くても、一通りの基礎学習をしているので、知識のサラッと復習したら、本来なら週テスト前に行う演習問題を中心に組分けテスト対策を実施します。

組分けテスト期間の時間のない週以外は完璧に近づける学習をする

組分けテスト勉強週に、手薄になってしまった週の学習を重点的に行うためにも、それ以外の週分の学習到達度を高めていきましょう。組分けテスト前の学習期間に軽く見直すだけでよくなるはずです。

自己の経験から

私自身も、2人の子供の習い事との両立をしながらの中学受験を経験しておりますので、スケジュール管理の大変さは重々承知しております。

入塾させる迄はかなり大変でした。2人目の時は、まだ1人目で得たやり方をしっかりと行うことに徹しましたが、1人目の時は、「これが合格へ続くのか?」という疑問を常に持ちながら、ただひたすらに頑張っていました。

1人目の時の話

進学くらぶを始めた頃は、学習方法や合格への道筋など、手探りで1人で戦っている状態でした。

何かヒントはないかと、多くの本や経験談、塾の説明会や中学校の説明会等に足を運びながら、なんとか習い事で成果を上げられるようサポートしながら、本格的に受験勉強しているお子様たちへいつか合流できるよう、進学くらぶを使用しての学習にてスケジュール管理をしておりました。習い事の特性上、塾に通いながらは難しいと感じておりましたし、実際に3年生の時に入塾のための説明会等で各塾の先生方とお話しても好意的な方は見受けられず、いつかは入塾したいという希望はあるものの、受入れ先を探せず月日が経過していた状態でした。同時に習い事において可能な限り長く戦わせてあげたい気持ちも強かったのです。

偶然、公開模試(全国統一小学生テスト)の答案返却の面接時に出会うことができた塾の先生とお話をして、その当時のカリキュラム上合格するための入塾のデッドラインが5年生の秋だと分かりました。

5年生の秋というデッドラインは、志望校の合格前提の話をしておりましたので、個人によるところもありますが、カリキュラム上の無理のない範囲でのデッドラインです。要は、四谷大塚のカリキュラムに則る早稲田アカデミーの算数は、その当時5年の2学期から「比」の学習が始まり、その後、その前までに学習した範囲を「比」を使用しながらの総復習のような学習が始まるとのことでした。その点が一番大きいところです。中学受験は算数が肝になるからです。

私がその塾の先生から言われていたことは、もし5年の秋前に成績が落ちるようなことがあれば即入塾という条件でした。そして、入塾までの全国統一小学生テストのタイミングで成績動向はお話することとなっていました。入塾までは完全に私の責任であると自負して、かなり自分を追い込んで取り組んでいました。ですので、入塾した際は、ちょっとした解放感すら味わえる程でした。入塾した時からは完全本気モードになるので、やるべきことをやり遂げる大変さはありましたが、成功の道筋を示して頂けることで、必要以上の焦りや不安を感じることがなくなり、ありがたかったです。

2人目の時の話

2人目の子供は、1人目を見ていましたし、同じ習い事もしておりましたので、上の子と同じようにすることが当たり前のようでしたので、進学くらぶと習い事の両立をし、5年生の秋入塾という方向で変更はありませんでした。

1人目の時の経験がありましたので、やるべきことが分かっていたことは大きく、1人目のような手探りの不安による苦労は少なかったです。何かあった時に相談できる塾の先生がいらしたことも大きかったと思います。ただ、2人目の際は同じ塾の先生にお世話になることはできなかったのですが、入塾後の塾の先生にも合格へ導いて頂きました。

入塾前に出会う塾関係の方からは、1人目の合格は特別なことで、個人によるところが大きいので、2人目も同じように合格できるとは思わないようにと言われていました。それでも、本人の習い事への希望を尊重して同じ道で合格させてあげたい気持ちで必死にサポートした記憶があります。
入塾前に成績が下がることもなかったので、5年の秋から入塾いたしました。そして、しっかり合格できていますので、私が行っていた方法は個人に起因する特別なものではないと確信しましたので、同じ境遇で悩む方々にお伝えして参考になればと思っております。

中学受験終了組として思うこと

恐らく、今回のテーマが必要になる方は、1人でお子様のために一生懸命戦っている方だと思われます。何かヒントがないか、いい方法がないかと、必死に活動しているはずです。本当にお疲れさまです。私もそういう時期があったからこそ、懐かしくもありますが、その努力の先には嬉しいことが待っていると伝えしたくもあります。

志望校に合格するということだけでなく、親子共に必死に頑張ったからこその達成感と充実感は感動的です。早稲田アカデミーでお話されたことですが、「志望校の合格発表を見た時に残念な結果の場合でも、照れ笑いをするような頑張りでは成長しない。本気で頑張ったからこそ涙が出るほど悔しいはずである」と。そのくらい本気で頑張ったことは、結果がどうであれ、その後の長い人生の中で絶対にプラスになる!とのことでした。その話を勉強時期に聞いてましたので、(その当時のキャッチフレーズ)「本気で頑張る子を応援する!」早稲田アカデミーで、本気で親子共に受験勉強に向き合いました。

私もそうしましたが、多くの人のお話を聞くことをお勧めします。塾の説明会、中学校の説明会等、たくさんのお話を伺っていると、ヒントが得られたり、活路が見いだせたり、少なくとも1人で考えるよりも前進します。

まとめ

「週テスト」の勉強が間に合わないという不安や焦りはよくあることです。常時間に合わないのであれば、根本的な学習内容とスケジュール管理の見直しが必要になるとは思いますが、突発的な要因で時間が減ってしまった時にはちょっとした工夫で対応できます。

週テストの1回目の学習期間と組分けテスト週の復習期間をセットにして考えて、時間を調整してスケジュール管理することが有効です。

忙しくて通常通りの学習ができていなくても、薄くても学習を一通り行い、必ず週テスト受験迄こぎつけることが大切です。通常の学習レベルではなく、基礎的な知識習得と基礎問題への対応のみ行い、演習問題への対応力強化等は組分けテスト前の復習段階で身につけていけばキャッチアップできます。

小学校の行事や中学校のイベント等、いろいろな要因により勉強時間が少なくなってしまうことは多々あります。その際に、大人のスケジュール管理により調整することで、乗り越えていけるはずです。


以上、
最後までお読みくださりありがとうございました。