ごきげんいかがですか?
みぃゆです。
ゴールデンウィークが終わりましたね。
お疲れさまでした。
第2回公開組分けテストから始まったゴールデンウィークをいかがお過ごしでしたでしょうか?
ゴールデンウィークという言葉すら忘れて、第11回週の学習を重点的に開始されている方や、今までの弱点強化を図った方、4年生の算数の復習が手薄だったために必死でキャッチアップした方等いらっしゃることでしょう。
ゴールデンウィークを丸々満喫してしまったような中学受験予定の5年生ご家族はそうそういらっしゃらないとは思います。
日常の学習がしっかりとできていて休憩が必要な方は、このようなゴールデンウィークは活用すべきですので、できるだけ満喫して下さい。
でも、もし、ゴールデンウィークのお休みがある中、お子様の学習が通常時も思うようにできていないにも関わらず、この連休中も学習がうまくできなかったというならば、中学受験においての問題はお子様というよりは、まず親御様にある可能性が高くなってきますので、一度お自分の気持ちも含め向き合ってみるといいかもしれません。
その点については今回お話させて頂きます。
では、上第11回週の勉強の進め方と必要なことについてお話させて頂きます。
進学くらぶ【5年下第11回】
【記入日:2024年5月7日】
算数:場合の数-ならべ方-
国語:随筆文(1)/経験と感想① 主語・述語・修飾語/和語③
理科:植物の成長
社会:九州地方
「第11回週テスト」のための勉強
4年生の頃と同じ方法で、週テスト前の学習は進めます。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com
算数「場合の数」は今週と来週の2週連続で学習
今週から2週連続で学習する「場合の数」。今週は、「ならべ方」です。
書き出して答えを導くことができることもありますが、入試本番の時のためにも、パターンごとの計算による解答方法を身につけて、練習することが必要です。
社会は6週連続地方毎の学習開始
社会は今週から始まり6週間連続で地方毎の学習が始まります。
今週は「九州」を学習し、南から北へ向かって学習が進んでいきます。
今まで学習してきた、日本の地理の学習の地方毎に復習できる絶好の機会となりますので、しっかりと取り組みましょう。
理科と同様、社会も暫く、全く未知の学習ではないところで、手を抜いても、今までの学習経験により大きな痛手を感じないかもしれませんが、スパイラル学習として積み上げていかなくてはいけないものですので、手を抜くことなく知識を定着させていきましょう。
第2回公開組分けテストの4教科の復習
ゴールデンウィーク中に既に実施している方も多いと思いますが、まだの方は今週中に実施しましょう。
実施方法は、今のところ、4年生の時と同様のやり方で復習します。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com
スケジュールをたてましょう
5年生に進学した際にもお話させて頂いておりますが、曜日ごとの学習スケジュールはできていますか?
カレンダー形式の組分けテストを目標としたスケジュール作成も、学習できる時間を知り学習内容を調整していくために必要ですが、曜日ごとの毎日の学習予定表を作成することも大切です。
学習スケジュールを作成するメリット
曜日毎の学習スケジュール作成することにより、学習時間を確保することができるようになります。
そして、既に学習習慣ができているお子様であっても、教科や学習内容により最適な時間を割り当てることにより学習の質も向上しますし、計画的に学習を進めることができるようになります。
忙しいからスケジュールを作成できないという言い訳はNG
親が忙しいのは理解できます。でも、お子様も忙しいのです。
スケジュールを作成しなくても時間は経過しますし、学習は進んでいきます。
ただ、スケジュールを作成して学習を計画的に進めていけるお子様とそうでないお子様では、学習効率に差が出ます。
学習は本来効率を求めるものではないという考えも理解できますが、こと中学受験において、四谷大塚カリキュラムに則る場合においては、効率的に学習していかないとカリキュラムから逸脱してしまうのです。
お子様自身がスケジュールを作成でき、かつ、学習効果もしっかり出ているのあれば、既にスケジュール作成や調整がお子様自身でできると判断して構わないと思います。
ただ、学習効果が思わしくないのであれば、親御様がスケジュールを作成し、調整を見守り、お子様自身ができるようになるまで寄り添う必要があります。
曜日ごとのスケジュールをたてる
曜日毎に、中学受験勉強とその他のスケジュールと宿題をする時間等や休憩時間等を細かく設定したスケジュールを作成することをお勧めします。
そのスケジュールに則って、お子様自身が学習をしていき、うまくいかない部分は調整していくことが望ましいです。
第3回公開組分けテスト迄のスケジュールをたてる
第3回公開テスト迄のスケジュールとなると約1ケ月のスケジュールの確認をするといった感じになります。
各週毎の学習の難易度や学習時間の必要時間等は、今後調整が必要になるとは思いますが、まずは、大体のうまくいった場合のスケジュールを作成することが必要です。
学校のイベントやご家庭の行事、習い事等の予定をカレンダー形式で記入をし、学習スケジュールをおおざっぱで構わないので記入しておきましょう。
お子様自身がスケジュールを確認しておく
曜日毎の学習スケジュールとカレンダー形式のスケジュールの2枚のスケジュールが作成できたら、その2枚をお子様へ手渡し、実行してもらいます。
スケジュールをお子様自身でできるようになるまでは、親御様が、お子様の話を聞きながら状態を確認して、調整していくことが必要です。
中学受験の本番までにいつかの段階で、お子様自身でスケジュールの調整ができるようになり、スケジュールの作成も学校や家や塾のスケジュールさえ記入されていれば、お子様自分自身で作成できる時が訪れます。
中学受験はお子様自身の戦いではあるのですが、お子様自身が戦いの場に行けるまでに育て上げる必要があります。
中学受験生の親になれてますか?
ドラマ化もされた「2月の勝者」というマンガはご存じですか?私もそこまで詳しくはないのですが、その一節に「父親の経済力と母親の狂気」が合格に必要だというような場面がありました。
表面的な部分ではなく、よくよく考えると深いなと理解できるような気がします。
父親・母親関係なく、ご家庭での経済力が必要なのは中学受験において必要です。
その上で、父親・母親に関係なく、中学受験生の親はある種狂気に満ちたものであると思います。
中学受験生の親の狂気とは
まずは、両親の考える方針が統一されていない場合は、中学受験生の親になり切れないです。
片方が何も言わず、片方に任せる場合も方針は統一されているとみなせます。
困るのは、2人共関わりながら、考え方が少しずつ異なり、統一性がない場合。
お子様が頑張り環境を作ってあげるためにも、まずは両親が方針についてしっかりと話合われることが必要です。
両親の方針が異なる場合は、事あるごとに、発言や行動などに問題が生じ、頑張りたいお子様を邪魔することになってしまいます。
今までは、狂気の話以前の問題についてお話しておりました。
そして、ゴールデンウィークに1つとっても、中学受験5年生のご家庭の場合は、家族総出で応援している状態であり、中学受験生を中心に予定を組むはずです。
親の遊びたい欲や、休みたい欲を抑えるはず。
というのではなく、親の欲自体が中学受験合格が1番となっているのだと気づきました。
欲を抑えなくてはいけない中学受験期間は苦しいものになるかもしれないですが、中学受験の合格こそが1番手に入れたいものとなり、家族一丸となって、目指していくのです。
子供が2人いる場合でも、1人目でそのように合格を勝ち得ている場合は、下の子の時も、上の子も同じ気持ちで応援することができるのです。
ですので、中学受験生以外の子が巻き込まれてかわいそうということはないのです。
少なくとも、我が家はそうでした。
2人共、家族で戦い、家族で得ることができた合格だと思っています。
が、子供本人の努力の成果であることは間違いありません。
ただ、中学受験生を合格させてあげたい気持ちが強く、いつしかその合格が自分の中の1番の願いのため、それを達成させるために、考えうる事を全てやれるだけやりたい状態が、中学受験生の親の狂気なのではないかと思います。
中学受験生の親になり切れない場合
そんなこと言っても、自分自身の人生が大切!子供は子供。親は親。と割り切れる、現代風のご家庭もあると思います。
ある意味この考え方ができる方は羨ましいです。
私自身は、家族の幸せが私の幸せ♪と考えてしまう節があるので。
中学受験生のご家庭でも、求めるものが異なれば、やるべきことも異なってくるはずです。
志望校とお子様の成績を考えて、必要なサポートは異なってくるとは思いますので、お子様が求めていると感じた時には、必要なサポートをしてあげて下さい。
その際に、どんなサポートがあるのか知っておくことだけは必要になりますので、今までお話していたことをご参考にして下さい。
ただ、まだ経験の浅いお子様が希望していることが本来の夢であるかは、よくコミュニケーションをとって、中学受験の事や志望事についてなどお話しておくことは必須です。
ご参考
第10回週の記事以降に掲載
まとめ
ゴールデンウィークも終わり、第3回公開組分けテストに向けての学習カリキュラムがスタートしました。
曜日毎の学習スケジュールとあわせて、カレンダー形式のスケジュールをしっかりとたてて、お子様をサポートしていきましょう。
以上、
最後までお読みくださり、ありがとうございました。