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進学くらぶ4年生おまとめ集
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【進学くらぶ4年生】算数の学習方法の確認(四谷大塚の組分けテスト結果が上下してもやることは変わりません編)

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

今回は進学くらぶにて勉強している4年生の中学受験生の親御様との会話から気づいた点についてお話させて頂きます。

今までの記事にて、既にお話している内容ではありますが、実際のお子様の成績動向や状況等により、勉強法や対応がうまく伝わっていない可能性もあるようです。確認のためにも、教科ごとにお話させて頂こうと思いました。よろしければご参考にして下さい。

今回は、「算数の勉強の仕方」についてです。

特に、進学くらぶ受講生で四谷大塚主催の組分けテスト毎にクラスの上下を繰り返してしまうお子様には参考になるかとは思います。

進学くらぶ4年生の親御様との会話

組分けテスト、クラスが上がってもすぐ下がっちゃいます。毎回、クラスが上下して安定しません。

算数の点数も上下してますか?

理科社会は得意なんですが、算数が上下してます。

算数はどのように学習していますか?

進学くらぶの映像授業を受けていますが、組分けテスト毎にクラスが違うので、やるレベルも毎回異なっています。

算数は下のクラスの映像授業があっているのかもしれないですね。下のクラスの映像授業では成績が上がる程理解できるけれど、上のクラスの映像授業だと学習効果が出にくいのかもしれません。

クラスが変わると一方のクラスの映像は見られないのですが、どうすればいいのでしょうか?

私のオススメは算数は映像授業を中心に進めるのではなく、テキストを中心に進め、映像は補助的に使用するといった方法です。

映像は見ないのですか?

映像は全部見ます。
1.5倍速も活用しつつですが。
テキストでやるべき基本的問題と手順は変えず、映像授業で取り上げる問題を加えるといった感じです。

上のクラスの映像授業は、難易度の高い問題をより多く取り上げられています。ただ応用問題は、基礎問題の理解があってこそ取組めるものであり、できることが前提です。算数が得意不得意関係なく、基礎学力強化とはしっかりと行うことが必要です。

算数学習におけるポイント

週テスト前後や組分けテスト前後にするオススメの学習方法は、以前その時に応じて実施する4教科の勉強法としてご紹介しておりますので、詳細は過去記事を参考にして頂きたいのです(リンクは後述いたします)が、その際に「算数」に特化した注意すべき点についてお話したいと思います。

映像中心ではなく、テキスト中心で学習する

上述の会話形式の中でもお話してますが、「算数」については映像授業中心で学習を進めるのではなく、テキストを基本として映像授業を活用した学習方法が適しています。

上位クラスで配信される映像授業では、難しめの問題の解説が多く組み込まれる傾向がありますが、基礎的な問題を飛ばしていいのではなく、むしろ全部できることが前提で話が進んでいるからです。

算数ですべき問題はテキストを中心に基本的な問題をしっかり理解した上で、映像授業に取り上げらている難しめの問題に取組むことが望ましいです。

やるべきことは変わらない

進学くらぶ受講生の「算数」の場合、【予習シリーズ】【演習問題集】が基本的なテキストです。どのレベルの問題迄やるのかが学力や目標に応じて異なるところですが、やるべきことは皆同じです。ただ個人の学力によりかかる時間も異なるので、できる問題の到達レベルが異なるといった具合です。

まずは、【予習シリーズ】の『必修例題』を1問ずつ解いて、解説があれば映像授業を受けます。理解できたら、その『類題』を自分1人で解いてみます。映像授業があれば、簡単にできた場合はサラッと視聴し、確認が必要な場合はじっくりと視聴します。もしここで『類題』を間違った場合は、『必修例題』の理解からやり直しします。この学習を『必修例題』の数だけ繰り返します。

次に、『基本問題』の全問をテスト形式で自分で解き、採点した後、映像授業の映像も視聴します。『基本問題』は、『必修例題』と『類題』が理解できるようになっていれば正解できるはずです。もし解けない問題があるならば、その問題に該当する『必修例題』『類題』に戻って学習し直すことが必要です。

その後は、学力や目標とするレベルにあわせて、『練習問題』や【演習問題集】へと進めていくのですが、詳細は過去記事にてご参照下さい(リンクは後述いたします)。

お子様の到達目標に合わせた問題のチョイスをする

【演習問題集】の『反復問題(基本)』は【予習シリーズ】の『基本問題』と対応していて、同じ形式の問題を数値を変えて出題しています。『基本問題』で間違った問題は復習のために解きます。基礎問題を完璧にしたい方は全問解いてもいいのですが、『基本問題』で正解した問題は、既に同様の問題を繰り返し解いて理解しているので再度解く必要はあまりないかと考えます。

同様に、【予習シリーズ】『練習問題』と【演習問題集】『反復問題(練習)』も対応しているので、『基本問題』と同様の方法で実施で構いません。

その後、【演習問題集】『基本問題』『練習問題』『応用問題』へと時間の許す限り、自分の学力や目標に応じて進めていきます。

その際、組分けテストで決定したクラスの映像授業で取り上げられている問題は、最低限学習したいところです。

単元ごとにやる問題のレベルの変更が必要なこともある

毎回【演習問題集】『応用問題』以外を学習していても、単元によっては
自分にとって簡単だったり単元自体が取組みやすい場合もあるので、その場合は『応用問題』まで取り組むようにするなどの調整が必要になります。

その逆もあり、【予習シリーズ】『基本問題』の出来具合によっては、やる問題を調整した方が、学習効果が高くなる場合もあります。【予習シリーズ】『基本問題』の取り組み方や出来具合を見ると、その単元をどのレベルまでどのように学習すればいいのかのバロメーターにできるかもしれません。

まとめ

四谷大塚の組分けテストの結果により進学くらぶで配信される映像授業の内容レベルが変わってしまい、それにあわせて算数の成績が上下してしまうという悪循環もあるようです。

算数においては、最終的にどのレベルまで学習するかは学力や目標において異なりますが、基礎問題を学習する時の方法等は皆同じです。できるかできないかで進みが変わり、必要な時間も異なるため、できる問題数も変わってしまうだけです。

基本問題をしっかり理解することと、本当に理解して自分の力で解くことができるのかを確認しながら学習を進めていくことが大切なので、映像授業を中心に学習するのではなく、テキストにてやるべき問題を進めていく方法が適しています。

映像授業はやるべき問題も提示してくれますし、解説も素晴らしのでぜひ自分で解いたあとに、しっかりと視聴することをお勧めします。理解できない問題は、映像授業を1.5倍速ではなく、しっかりとゆっくり視聴することが有効です。

中学受験生にとって、算数は入試当日に勝負教科となる可能性が高いので、コツコツ学習して学力を向上させていきましょう。

以上、最後までお読みくださりありがとうございました。