中学受験両立応援!

中学受験はするけれど、習い事や小学校生活も 諦めさせたくないママ・パパを応援します。

MENU

 当サイトはアフィリエイト広告を使用しています。

中学受験生の必須アイテム 筆記用具編
中学受験生の必須アイテム 身の回りの品
進学くらぶ4年生おまとめ集
タイトルのテキスト

【中学受験】春休みが残り少ないのに、学習が進んでいない!助けて~!状態の人へ

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

4月になりました。
中学受験勉強のカリキュラム上だけでなく、実際に学年も進級して心も新たに学習にも取り組まれていることと思われます。
ご進級おめでとうございます。

ところで、同学年の方々が春の進級シーズンに心躍る中、中学受験生のいるご家庭、特に習い事との両立を試みているご家庭においては、「中学受験の学習が思うようにできていない!」と焦っておられることも多いことでしょう。

春休みも中盤を過ぎ、当初の計画通りに進まず、既に時間が足りない状態になってしまっている中学受験生にとって、何が最低限必要なのかをしっかり見据えて頂き、間違った方向へ時間を費やさないで頂きたいと切に願います。

恐らく一生懸命に取組まれるはずですので、今後に活きる、最大限の効果が得られる学習をして頂きたいと思い、今回のテーマといたしました。

順調に学習が進まれている方は、「うんうん、そうだよね。」と読み飛ばして頂き、時間が足りなく焦っておられる方は、目的と手段を意識したスケジュールを再度作成し、実行できるようにして頂ければ幸いです。

残り少ない春休み、何もできていないと焦るお悩み

進学くらぶの4年生カリキュラムを1年実施してきて、5年生へと進級した中学受験生の親御様からの悲痛なご相談です。

状況としては、習い事と両立しながら進学くらぶをどうにかこなしてきた状態ですが、思うような成績には達していず歯がゆい状態です。

学習も思うようにできておらず、目下の悩みは、春休みも終わってしまいそうない今、また学習が思うようにできていない状況の打破を試みたいところということです。


春休みが終わりそうですが、進学くらぶの春期講習も終わらず、焦っています。

春休みの学習スケジュールは、春期講習テキストが中心ですか?

進学くらぶの春休みのカリキュラムで届いたテキストを終わらせるように頑張っています。

終わりそうですか?
また、自分自身で解けるまで理解できていますか?

終わらせるのが精一杯の状態です・・・。

実は、進学くらぶも含め多くの塾の春期講習の真の目的は今までの復習になります。
要は、テキストを行うことが目的ではなく、復習をするために提供されたテキストなのです。

極論を言ってしまえば、
既習部分の復習ができていれば、春期講習のテキストは必要ありません。

春期講習のテキストをやるのを今すぐやめます!
春休みもほとんど終わってしまっている中でどうすればいいでしょうか?

既に、春休みの大半を春期講習のテキストで進めているのであれば、春期講習のテキストを活用した復習を目指した方が無難です。

春期講習のテキストをやりながら、サポートは必要になりますが、既習部分の復習をしっかり行っていきましょう。

ありがとうございます。
サポートの部分について教えて下さい。

このご質問に直接ご回答するのは後述の「お悩み相談の方への解決方法」にてお話させて頂きます。同じような状況の方はご参考にしてみて下さい。

春休みの学習ポイント

中学受験の4・5年生にとって、春休みのような長期休暇では、各塾において講習が設定され、それまでの復習と、今後のちょっとした予習が入るカリキュラムになっているはずです。

塾としては、復習を円滑にするテキストを用意して、講習を受講し予習・復習をすれば、休み前の既習部分の復習できるようにしています。

入塾後であれば、塾のカリキュラムに則って、実力をアップを図ることは有効なはずです。春期講習を受講する中でしっかり復習できるようなカリキュラムが設定されているはずだからです。

ただ、自宅学習の場合は、春期講習のテキストが届いたからと言って、そのまま春期講習テキストをすればいいとは限りません。

春期講習の真の目的

春期講習の目的は、既習部分の復習です。

進学くらぶ5年生でいえば、
4年生の総復習と5年生カリキュラムの第1~6回迄の復習ができていれば、目的は達成されているのです。

春期講習のテキストは、復習のための手段なのです。

春休みの学習でオススメしたい方法

既習部分のオススメしたい方法は、お子様の学習状況と許される時間により調整は必要になりますが、アプローチとして2通りあります。

例えば、進学くらぶ5年生において

  1. 予習シリーズと演習問題集を中心に復習
  2. 春期講習テキストを使用して復習

どちらがより有効であるかは、お子様次第となりますが、予習シリーズと演習問題集は、通常時に使い倒して理解十分の方は、春期講習のテキストを使用する方をお勧めしたい。

ただ、復習に重きを置くならば、予習シリーズと演習問題集を使用した復習をお勧めいたします。

なぜなら、予習シリーズと演習問題集は既に何回か復習もしているはずですので、できる問題と間違ったことがある問題が分かるように印が付いているはずです。

間違ったことがある問題のみ復習していけば、完璧に近づけるので、復習の近道になります。

予習シリーズと演習問題集を使用した復習方法

自分のレベルに合わせて、学習をしてきた単元の復習になるため、目標となる到達点に無理なく達することができます。

算数

全ての問題を学習しているお子様もいれば、例題・類題と基本問題のみを反復学習しているお子様もいます。

全単元において知識の穴がなく、回答できる状態か確認するため、既習学習レベルで復習するので構いませんし、少し時間と精神面で余裕があれば少し上のレベル迄実施しても構わないと思います。

考え方としては、組分けテストの学習をする際、週テストの回を復習する方法で、講習期間中に組分けテストの回を復習するといったイメージです。

1回目で正しく回答できた問題は既にやる必要はないため、今までに間違ったことがある問題とやったことがない問題のみをする必要があります。

やることがなくなった場合、もしくは更に復習問題が必要と思われた場合は、春期講習のテキストを使用することも有効です。

理科・社会

問題を解くことで復習ができ、知識の定着が図れる暗記物については、基本的な問題をサーッと解く必要があります。

組分けテスト週の問題部分が全部解けるのであれば、基本的に知識の穴はないと判断できます。

春期講習のテキストを使うことも問題演習量を増やすといった意味では有効です。

春期講習テキストはどうする?

予習シリーズ中心に復習をした場合、春期講習のテキスト迄手が回らない場合も多々あると思います。

既習部分の復習ができたのであれば、目的は達成できているので問題ないです。ただ、必ず、1通りの復習をすることは必須です。

時間的に余裕がある場合は、春期講習のテキストを使用して実力試しをすることがいいのではないかと思います。

復習が終わった後に春期講習のテキストを実施すると驚くほど、スイスイと解くことができます。

国語の文章読解等に割ける時間があるならば、新しい文章に触れる事もできるため、春期講習テキストを使用した方がお勧めです。

我が家の場合

自宅学習時の長期休暇中は、既習部分の復習に徹していました。

算数の学習は、組分けテスト週の学習を全て実施し、誤った問題については週テストの際の学習に戻って復習していきました。予習シリーズを実施した後、演習問題集を実施しました。

理科・社会については、予習シリーズの全問題を解き、知識の穴がある場合は解説部分を見る等して復習しました。そして、演習問題集を実施しました。

春期講習のテキストが手元にあるのにやらないことも不安だったため、予習シリーズと演習問題集にて復習を終えたのち、サーッとやることになりました。

ただ、復習を終えた後なので、問題を解くスピードも速く、誤答直し等も少ないため、思う程時間がかからず終えられました。

お悩み相談の方への解決方法

上記での会話形式でお悩み相談者に対して、どのようにするかアドバイスするとしたら、というお話をさせて頂きます。

相談者の状況としては、

  • 習い事と両立しながら小学4年生から進学くらぶを実施し、どうにか週テストは提出できている状態のため、思うような成績に達していない状態で1年経過。
  • 小学5年生となった4月、春休みもほとんど終わりに近づいている中、春期講習のテキストで学習しているにも関わらず、一通り終わるかどうかの状態で焦っている状態

恐らく、「上第8回週」の学習前に、勉強に使える時間もあまり残っていない状況だとお察しします。

春期講習のテキストを中心に多くの時間を要してきたのですから、それを使用した方法でないともったいないです。

少し、親御様のサポートという手間が増えてしまいますが、方法としては可能ですので、諦めずに復習をしていきましょう。やるべき順にお話いたします。

以下の方法は、既に春期講習のテキストに手を付けてはいるものの、復習には自信がないが、時間的余裕もない方専用のものになります。

算数

春期講習のテキストは一通り学習する。ただし、今から学習する部分に関しては、予習シリーズの通常学習するレベルに合わせて問題の取捨選択をするサポートが必要。通常より難易度が高い問題に時間を割く時間的余裕はないため。

春期講習のテキストにおいて、間違った問題に対応する、予習シリーズの該当問題を見つけ、再度復習する。基本問題の考え方の映像授業を見ることにより再度復習もできます。特に基本問題レベルは徹底した復習をする必要あり。

4年生の算数の復習は予習シリーズを使用して実施したいところですが、この方法を実行する必要のある方は、既にこの時間はないと思われる。

理科

春期講習のテキストを一通り、実施して理解だけでなく、自分で解答できるようにする。

時間に余裕があったとしても、理科においては、5年生カリキュラムの第1~7回週の復習のみでいい。それだけでも、分量は十分ある。4年生カリキュラムの復習は5年生の1年間を通して総復習できるので安心して欲しい。

社会

春期講習のテキストを一通りできているならば、良しとしましょう。

社会は、昨年から5年生の1学期まで地理の学習が続くので、5年生夏休みが総復習に適したタイミングでもあるので、時間のない今回は目をつぶりましょう

国語

国語の成績を維持していくには、読解問題を数多く解くことは必要なことだと経験より分かってはいます。

ですが、他3教科の算数・理科・社会の復習が終っていない場合は、他3教科を優先する他ありません。

国語が好きなのであれば、休憩時間に読解問題を解くというのもありですが、そのようなお子様も少ないでしょう。

まとめ

春休みも他の長期休暇と同じように、既習部分の復習が必要とされます。

進学くらぶも春期講習のテキストは手元にありますが、春期講習のテキストをやることが目的ではありません。

春季講習の真の目的が既習部分の復習がメインであるのと同じように、自宅学習者も、既習部分の復習に徹底しましょう。

春期講習のテキストは手段です。

お子様の学習状況と学習できる時間を考えて、春期講習のテキストを使用しても、しなくても構わないので、復習できるスケジュールをたてて、確実に実施していきたいものです。


以上、
最後までお読みくださりありがとうございました。