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進学くらぶ4年生おまとめ集
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【入塾前対象】中学受験の準備はいつから始める? 4年生からの入塾が必要?

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

今回は、中学受験の準備をいつから始めればいいのか?という問題についてお話していきます。最近は早まる傾向はあるけれど、4年生になる頃から塾に通うというのが一般的ではないかと考える程度ではないでしょうか。

そもそも中学受験はなぜ必要か?ですが、それは各ご家庭において求めることは教育環境や学校の教育方針、大学の進学実績等多岐に渡ることでしょう。ただ、それらに共通することは、大抵は、中学・高校生活、大学受験、就職、そしてその後の生活、老後までを幸せに暮らして欲しいという願いからの投資のようなものではないでしょうか。まず直近では、大学受験に向けての最適な環境で中高一貫の6ヶ年カリキュラムが享受できるのです。

その投資である中学受験においても準備や開始時期等の検討が必要になり、更なる投資が必要なのです。

中学受験の準備とは?

中学準備を始めることと、塾に入ることを混同してしまうことが多くありますが入塾が中学受験の準備ではないのです。

むしろ、入塾前の準備が大切です。子供の幸せを考えて中学受験を決め、入学試験の合格のためできる限りのことをしてあげたいと願うも、親ができることは限られているのです。けれども、入塾前は親にしかできないことがたくさんあるのです。

入塾前の低学年から始まる

中学受験の入塾テストのために更に塾に通うのではなく、小学校低学年から自宅でしっかり勉強することが大切であり、学習習慣を身につけたり、勉強を先取りできるレベルまでの学習をしておくことも大切です。ただ、それ以上に日常生活を大切にすることが一番です。中学受験では「考える力」「判断する力」「表現する力」等が求められており、単に知識の暗記だけではなく、臨機応変に活用していくことが求められます。

日常生活を大切にする

低学年での日常生活とは何なのか?お出かけをしたり、買い物をしたり、本を読んだり、映画を見たり。人間形成としての刺激もありますが、日常生活には人が生活する上で自然と身に付く知識もあります。自然に触れれば理科の勉強に繋がり、読書や映画は国語や社会の勉強に役立ちます。買い物をすると金額の計算の算数だけでなく、青果売場では旬の野菜や産地等が学べ、社会に繋がります。算数の問題でリンゴの値段を1200円と何も疑いもなく答えることもないはずです。日常生活は当たり前の感覚を身につけることができます。

学習習慣も、基本的な小学校の宿題から慣れていけばいいはずで、当たり前のことを当たり前にできるようにすることが大切なのです。
計算・漢字・文章読解の学習をすることも大切ですので、思考力・判断力・表現力を養うツールとして小学生向けの新聞を読んでみたり、記事を要約してみたり、感想を書いてみたりすることも効果的です。

塾に通うなら

私は中学受験と習い事等の両立を応援しているので、通常は「進学くらぶ」にて自宅学習をしながら、時期を見計らって「予習シリーズ」を使用している塾へ通い始める方法を推奨しています。今回は一般的なお話をさせて頂きますが、「進学くらぶ」でのある程度の時期までの自宅学習は入塾相当と考えて、「進学くらぶ」を始めることが、入塾と置き換えてお読みいただければありがたいです。

入塾のベストタイミングは異なる

早い段階で塾に入ることのメリットは、希望の塾に入ることができる可能性が高く、中学受験に備えたカリキュラムで勉強ができ、勉強習慣が早くに身に付くといったことでしょう。逆に、デメリットは、遊びたい時期に勉強中心の生活になったり、勉強自体が嫌いになってしまったり、受験までのモチベーションが保てない可能性があることです。

遅く始めて急いで身につけた学力は失われるのも早いですし、準備を始めるのが早すぎるとモチベーションが途中で下がる可能性があります。時期については一長一短がありますし、子供の性格や勉強に対する姿勢などによりベストタイミングは異なります。

やっぱり4年生からなのはなぜ?

一般的には小学校4年生からの入塾が望ましいとされています。中学受験の広い出題範囲に対応するために、しっかりと計画的に中学受験の勉強を進めていきたいのであれば小学校4年生に上がる少し前から始まるカリキュラムに合わせる必要があります。そもそも中学受験の基礎となる部分から志望校対策までマスターするには約3年はかかるようです。中学生で習う問題を公式を使用することなく解く等中学受験は特殊な問題も多く、対応しなくてはいけないためです。

また、途中からの入塾はカリキュラムの途中から加わることになるため、クラスの雰囲気に慣れていない中で、他の子が勉強済の内容に取組みつつ塾についていく必要があり、精神的にも負担が大きいものです。要は、遅い時期から始めた場合は3年間で身につけることを短期間で学習しなければならなくなり、そもそも入塾を断られるケースもあります。

それらの点を考慮すると、子供本人の基礎学力ややる気によって状況は変わり、性格や個性により判断が異なるところではあるけれども、一般的に総合的に判断すると、小学4年生からの入塾を選ぶことが一番失敗の可能性が低いといえます。

習い事と両立している場合の「進学くらぶ」受講生であれば、4年生になる直前からのカリキュラムで自宅学習をすることで、カリキュラムに遅れることなく学習できます。入塾の際も早稲田アカデミー四谷大塚ならば同一のカリキュラムで進んでますのでその点は不安はないかと思います。

上位クラスでの入塾を目指す

入塾テストでクラスが決定することが多いです。入塾してからクラスを上げていけばいいという考え方はキケンです。入塾テストでいかに上位クラスに入るかが重要となります。

入塾テストのクラスが基準となり、その後の授業が開始されます。上位クラスの生徒に中学入試に合格してもらわないと塾が困るため、教える側は自然と力が入ります。そして、学習能力的に上位クラスと下位クラスではそもそも同じ授業内容で進めることはできません。そのため、上位クラスのメンバーと下位クラスのメンバーが入れ替わることは困難になるのです。

ただ、下位クラスになってしまったから諦めなくてはいけないということではないので、その点は安心して下さい。ただ、かなりの努力は必要になります。みんなが努力している中での、それ以上の努力が求められます。

入塾の際は、先程お話したような低学年での日常生活での学習が効いてくるのです。家庭での日常生活を決して疎かにしないで下さい。

親の準備と心構え

中学受験を意識させるため

日常生活の会話の中で中学受験に関する話題をとりあげたり、中学受験に関するイベントを少しずつ経験させながら、子供自身が自分の将来と中学受験が関係があるものだと考えられるようにすると効果的です。それは、いきなりではなく、少しずつ自然な流れが望ましいです。子供が中学受験というものに自ら考えて、自分から机に向かう環境づくりをすることが大切です。真剣に子供と話し合い、本人がその気になる迄待つくらいの姿勢でおり、勉強への意欲をみせたのであれば徹底的にサポートするといった具合がいいでしょう。

サポートする時は

子供の幸せを考えてのことであっても、将来を見据えての投資として、小学生のうちに大変な思いをする中学受験を我が子にさせると決断した以上、子供に嫌われたくない等の甘い考えは捨て去りましょう。

成績が悪い時に息抜きで遊ばせたり、習い事を続けさせたりすることは近い将来にそれ以上のダメージを負うことになります。甘やかしたり息抜きをさせた時間に、ライバルはしっかりとやるべきことを取組んでいるので、更に遅れをとってしまうからです。

中学受験において主人公は間違いなく子供自身です。その子供をサポートするには親の覚悟が必要なのです。ぜひ中学受験の大変さを理解した上で中学受験の戦いの場へ挑んで下さい。

入試当日に向けての勉強だけでなく、お弁当作り、塾通いの送迎、宿題とプリントの管理を行い、テストを受ければその結果により感情の浮き沈みによる感情のコントロール等と戦うことになります。もしそれらのストレスに耐えられず中学受験を諦めるようなことをすれば、子供の失敗体験に繋がり、大切な自己肯定感も失われかねないのです。

中学受験を決める際は、中学受験で得たいものの目的設定をしっかりとして、覚悟をもちましょう。そうすれば、期限付きの終わりが見える戦いですので、最後までお子様をサポートしながら完走できることでしょう。

まとめ

中学受験の準備は入塾から始まるのではなく、小学低学年の頃からの日常生活においての学びが必須と言えます。子供の性格や個性等によりベストタイミングは異なるが、中学受験へ向けてのカリキュラムに対応することやモチベーション維持を考えると、小学4年生から塾に通うことが失敗の可能性が低くなる方法であると言えます。
そして、中学受験の準備で一番大切なものは親の覚悟ですので、中学受験の大変さを理解した上で目的設定をしっかりとして完走しましょう。


以上、
最後までお読み下さり、ありがとうございました。