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【中学受験】過去問演習のスケジュール管理と注意点

ごきげんいかがですか?
みぃゆです。

夏休みが終わる頃には、6年生は過去問演習について考える頃になります。

通常、あまり早くから始めることは、自信喪失につながる可能性があるためお勧めしません。

しっかりと中学受験に必要な基礎的学力が備わってから取り組まなくては、点数が取れないだけでなく、過去問演習で得られるはずの学習的効果も失われかねません。

では、中学受験の応用問題への対応力が備わるまで過去問演習は待った方がいいかというと、併願校も含めると時間がなくなるため、お勧めできません。

我が家の場合は、早稲田アカデミーに在籍して、NNにも通っていましたが、1人目は完全に塾の先生に過去問演習を管理して頂いておりましたが、2人目は逆に完全に親管理でした。

1人目での塾の先生からのお話や指導により、演習のやり方は身についておりましたので、2人目のスケジュール管理も問題なくできました。

過去問演習については、入試本番の結果に直結していきそうであり、親としては、どんなに情報があっても困ることはないくらい、あらゆる情報を集めて、我が家の信じる道を選択していくものとなりますので、今回の情報が少しでもお役に立てば幸いです。

過去問演習の塾による違いと対応策

中学受験において志望校を合格するという目標のために過去問演習をするということは、どの塾も同じ対応であり、重要視していることも同様です。

個人としては、過去問演習を確実に行いたいというのも全員の共通するところです。

ですが、塾により過去問の取り扱い方は少々異なりますので、ライバルがどのように実施しているかを知り、ご自身での調整等が必要になります。

過去問の目標取組み年数の違い

第1志望校の過去問演習は、5年分基本とする塾もあれば、10年分を基本とする塾もあります。

教室により違いがあるかもしれませんが、私が過去に聞いたところによると、早稲田アカデミーは5年、四谷大塚ですと10年とされているようです。

志望校の特徴による違い

過去問は過去問であり、基本的には同じ問題は出題されないというのが大前提ではあります。

けれども、中には偏差値が高い学校であっても数年前とほぼ同一の問題が出題されていたり、出題傾向がほぼ変わらない問題であったり、具体的内容は異なるけれども問われていることは同一であったりと、過去問演習の効果の比重が高い中学校も実際に存在しています。

過去問を数年分実施し、間違い直しをしながら知識を深めていくことは、合格へ近づいていく方法になります。

ただ、桜蔭や開成等のように、ほぼ初見の問題をどう考えますか?という問題が出題される中学校もあります。

その場合は、過去問を何周も解くような方法は全く適しません。

過去問1年分は1回勝負なのです。


早稲田アカデミーではNNで過去問の取扱について説明がありますので、学校別に古い過去問が有効な学校である場合は、少し多めに、むしろ予想問題で演習する方が適している場合は、そちらに重点を置いているようでした。

過去問の扱いについての違い

直前期になると、教室での授業内でクラス全員が同じ学校の過去問を演習することもあります。

我が子も、併願校の1年分を授業内で演習していることが分かったので、自宅での演習を1回減らすことができました。

お子様が授業内で何をしているかは、確認しておいた方がいいです。

また、早稲田アカデミーのNNでよくあることですが、過去問が一斉に宿題となっています。

その場合は、過去問のスケジュールは強制的なものになりますので、スケジュール表にしっかり予定を記入しておきましょう。

受験する学校について、過去問を購入し、実際に演習すると決め、スケジュール管理するのは、塾の先生に相談はできるにしても、基本的にはご家庭自身でしなくてはいけないものになります。

ここで手を抜いてしまうと、今まで数年に渡り学習してきた最後の段階で、開花直前の植木の手入れをやめてしまうのと同然です。

ラストスパートです!
頑張りましょう!!

どの指導を中心に進めるか決める

早稲田アカデミーに通いながらNNに通っている場合は、連携が一応なされていますが、通常時に通っている塾と週末の塾が異なる場合もあると思います。

その場合、過去問に対する対応が異なることもあるかもしれません。

ご家庭により、所属の塾の状況が異なりますが、共通して言えることは、どの教室の過去問演習の指針に従うか決めなくてはいけません。

早稲田アカデミーNNのように、宿題になっているならば、それは従う必要があります。

ただ、教室により、先生により、過去問についても手取り足取り指導して下さる場合もあるかもしれません。

その場合は、状況を説明しつつ、その先生に頼ることも1案だと思います。

自信でスケジュール管理をしていかないといけない場合も、どの教室を軸に進めていくかを決める必要がありますが、多くは学校別の対策教室になるはずです。

学校別の対策教室は、第1志望校に対応していますので、第1志望校合格のための予定が組まれているからです。

過去問のやり方

過去問のやり方については、過去記事に過去問の入手方法等の事前準備も含めてお話させて頂いておりますので、ご参考にして下さい。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

過去問演習のサイクル

  1. 過去問の問題用紙コピー、解答用紙の実寸倍率でコピーする
  2. 過去問を解く
  3. 丸つけ・採点
  4. 間違えた問題をチェック
  5. 解説を読み、間違えた理由を確認し、内容を理解する
  6. 過去問ノートに解答用紙を貼る
  7. 復習ノートに間違い直しをしながら、要点をまとめる
  8. 塾の先生に質問すべき問題は質問する
  9. 間違えた問題を自力で解いて確認する

※塾の先生に質問すべき問題とは?
4教科全てに共通するのは、
・解説を読んでも理解できない問題
・演習時に全く解けなかった問題
以上は、理解するために塾の先生に教えて頂くと同時に、
本番で解答しない、いわゆる捨て問の可能性について伺います。

過去問は何年分解くか?

志望校によっては数回受験機会もありますので、数回の入試問題が同一傾向ならば最新年度分は実施回数分実施した方効果的ですし、入試回数が1回であったり複数回実施している入試も傾向が異なるのであれば該当の問題を年度数分実施するのが望ましいです。

以上の調整は必要ですが、一般的に過去問演習回数は

  • 第1志望校・・・5回
  • 第1志望に準ずる学校・・・5回
  • 併願校・・・2回(学力レベルに応じて±1回)

※回数等やり方や入手方法等の事前準備等の詳細を過去記事にてお話させて頂いておりますので、ご参考にしてみて下さい。
chugakujuken-ryoritsu.hatenablog.com

間違い直しは放置しない

過去問演習をしたら、丸つけ、間違い直しはセットで同日に実施しましょう。

1度寝てしまったり、時間をおいてしまうと、どのような思考回路で回答に至ったか分からなくなってしまい、今後テストを受けるにあたっての注意すべきこと等があやふやになってしまいかねません。

ぜひ、記憶が新しいうちに、過去問の間違い直しを実施しましょう。

過去問演習のスケジュール管理

6年生の秋から入試本番までは、それまで以上にスケジュール管理が重要になってきます。

小学校の行事もありますし、志望校の文化祭や入試説明会等もあり、学習面以外でも大忙しです。

お子様の時間を調整していくことが難しい中、塾の授業時間と復習時間も確保した上で、過去問演習のスケジュールを組み込んでいかないといけません。

この期間の予定を全て洗い出した状態で、お子様の1つ1つのイベントについて要不要を判断しつつ、全期間のスケジュールを作成することが必要です。

いきあたりばったりの状態では、太刀打ちできない、過去問演習をしつつのラストスパート期間です。

第1志望校の過去問演習

早稲田アカデミーのNNや、その他の塾の志望校対策授業を受講していれば、その教室で第1志望校の過去問演習についての指導があるはずです。

志望校対策の授業を受講しているのであれば、その教室の方針に従い、過去問演習をすべきであり、その他の志望校の過去問演習を第1志望校の合間にスケジュール管理していく必要があります。

そのような指導がない状態で、個人で第1志望校の過去問をしなくてはいけない場合は、他の志望校に先駆けて、5回分のスケジュールを優先して下さい。

その場合、4教科をまとめて演習できる日があるならば、その日を優先してスケジュールした方が、本番の練習にもなりますので、お勧めです。


志望校別授業を受講している場合であれば、授業内で演習を実施する場合もありますし、宿題として、期間を決められて実施する場合もありますので、第1志望校については、あまり意識しないでもスケジュール管理がなされます。

スケジュール管理方法

2月受験校と1月受験校の割合により調整が必要です。

志望順位が低くても、1月校は1月の受験前に終わらせていないといけません。逆に2月受験校の過去問演習は1月受験校の後に少しはしたいものです。

冬休み明けには1月校が始まります。

冬休み迄の学校イベントも分かっている時期ですので、今から冬休み迄のスケジュール表を作成し、予定を書き込むと同時に、自分の学習にとれる毎日の時間が把握できるようにしましょう。

お勧めの方法は、A4サイズで、曜日毎の月間スケジュールで1日1マスのタイプを使用します。

  1. 学校イベントを記入
  2. 塾の予定を記入
  3. 1日毎に〇囲みで学習可能な時間を記入
  4. 付箋にやるべき過去問の「学校名・入試年度や回数・教科」を記入
  5. 学習可能な時間に付箋内容の時間を比べる
  6. 付箋を実施可能な日付部分に貼る
  7. 受験生本人へ渡し、情報を共有する

志望校の特徴によるスケジュール作成

過去問は過去問であり、基本的には同じ問題は出題されないというのが大前提ではあります。

けれども、中には偏差値が高い学校であっても数年前とほぼ同一の問題が出題されていたり、出題傾向がほぼ変わらない問題であったり、具体的内容は異なるけれども問われていることは同一であったりと、過去問演習の効果の比重が高い中学校も実際に存在しています。

過去問を数年分実施し、間違い直しをしながら知識を深めていくことは、合格へ近づいていく方法になります。

ただ、桜蔭や開成等のように、ほぼ初見の問題をどう考えますか?という問題が出題される中学校もあります。

その場合は、過去問を何周も解くような方法は全く適しません。

過去問1年分は1回勝負なのです。

志望順位と過去問演習の順番

志望順位が高い順に演習すればいいという訳ではありません。

第1志望校とそれに準ずる志望校の過去問演習は優先すべきで、演習回数も削減することができなければ、演習する日程もまず確保しなければなりません。

そして、新しい年度版程、実践力が身に付いた頃に演習したいので、古い過去問から取り掛かる方が適しています。

併願校については、基本2回分程と考え、以下について考慮の上、許される時間との兼ね合いで、1回分増やしたり、1回分減らしたりしていきます。

1回分で終わらせる可能性が高ければ、最新年度から演習しますし、1回分増やす可能性があるならば、まずは最新版を残して2番目に新しいものを最初に取り掛かるのがいいはずです。

演習回数を減らせる要因

  • 自信の学力が求められるものより、かなり高い
  • 志望校の入試問題傾向が得意である場合

演習回数を増やす要因

  • 求められる学力が実力より高い場合
  • 志望校の入試問題傾向が苦手である場合
  • どうしても合格したい学校の場合

どうしても合格したい学校というのは、全てそうだとは思いますが、例えば、戦略上必ず合格したい学校という併願校もあると思います。そのような受験校については、他の併願校よりも手厚い準備が必要です。

首都圏受験生にとっては、埼玉県の栄東中学校が本番第1回目になる可能性が高いと思いますが、確実に合格したいはずです。

学力的に大丈夫と考えていても、当日何があるか分かりません。入試問題が簡単な年だけ演習してて、その感覚で当日に難しい問題が出題されただけで面食らってしまうことだってあるかもしてません。

そのような時は、「学力的に1回分でいいけれど、自信をもって当日を迎えるためにも2回演習しておきますか?」という感じになります。

また、東京女子御三家である桜蔭や女子学院を受験する女子が集結する埼玉県の浦和明の星は1月受験校であり、受験者層が高いので、2月受験を考えても確実に合格したいはずです。

通う予定がない1月受験校であっても、合格しないとその後の受験に影響が出てしまう場合は、過去問も重点的に演習したいものです。

過去問演習の注意点

過去問演習において、見落としがちなことについてお話させて頂きます。内容を踏まえて、限られた時間の中で演習をより有効なものとして頂けたら幸いです。

1回分の過去問演習で時間をかけ過ぎない

過去問演習で、間違い直しをして、理解することは大切です。

ただ、特に算数ですが、分からない問題を理解しようと、1つの問題に長い時間を割くことは避けましょう。

解説を読み、暫く考えても理解できないものは、即先生に質問するという判断をして下さい。

少しのヒントで打破できることもあるかもしれませんし、もしかしたら、いわゆる捨て問かもしれません。

捨て問の場合は、捨て問の基準を知るいい機会になるかもしれません。


社会の古い過去問は要注意

第1志望校の過去問は5年分実施したりするかもしれませんが、社会については、今と解答が異なる可能性がありますので、注意が必要です。

間違い直しをして、5年前の正解で知識を再定着してしまうと危険な場合もあります。

5年前と今では正解が異なることもあります。

例えば、農作物の生産地順位等は毎年発行されているデータにより出題されます。

↓栄東中学校で頻出されているデータ元の本をご紹介します。

まとめ

6年生の秋から入試本番まではスケジュール管理がそれまで以上に必要になります。

過去問演習については塾の教室や先生により指導が異なるかもしれませんが、どの指導を軸として実施するか決め、志望校入試問題の傾向や1月受験か2月受験か等を含めてスケジュールを作成しましょう。

過去問は、効果的に演習することが必要ですが、時間を無駄にかけ過ぎることもよろしくありません。

解説を見て暫く考えても理解できない問題は、塾の先生へ質問すると判断しましょう。

実は少しのヒントをきっかけに理解できるかもしれませんし、もしかしたら、いわゆる捨て問なのかもしれませんので、基準を知る機会にしましょう。


入試当日迄の過去問のスケジュールをしっかりと行い、本番で実力が発揮できることをお祈りしています。


以上、
最後までお読みくださりありがとうございました。